こんにちは、マサ (@mappyinME) です。
「濃厚接触者ぽい人がいる・・・ただ本当にそうなの?どうやって連絡しよう?」
「保健所から連絡がないし、電話しても繋がらない。どうしよう」
感染者が増えると、保健所から連絡がなかったり遅かったりで、このような悩みを抱えている方が多いと思います。
僕も、日本の2022年1月の第6波の渦中でコロナ陽性診断を受けました。
2カ月で2度目の陽性判定にびっくりです。
前月に南アフリカで陽性判定から1か月後、今度は日本でまた陽性判定・・・

会社になんて言おう・・・濃厚接触者に方への連絡はどうしよう。むしろ濃厚接触者って誰だ?
こんなことで頭が真っ白になりました。
この記事では、次にコロナに感染した方に対して、僕が味わったこの「絶望感」と「不安感」を少しでもやわらげ、次に何をすべきか、判断基準の1つとして役に立てれば幸いです。
【2022年】コロナ陽性になり保健所から連絡がないときの対処法(実体験に基づく)
【あなたは「コロナ陽性」です】最初に考えること
一言で言うと、これは徹底してほしいですね。

「パニックになって、濃厚接触者“ぽい”人にコロナ陽性になったことを連絡しないこと!」
僕の場合、先ずはPCR検査を実施した医療機関から以下のメールが来たため、その医療機関の担当者へ電話をしました。
医療機関との電話では、現在の状態や過去の感染歴など一通り質問されるので回答します。
すると回答を受けた医療機関が、あなたの住居がある市区町村の保健所に報告する流れです。

「うわー・・陽性か・・会社どうしよ、濃厚接触者の方々に同連絡しよう。むしろ濃厚接触者ってだれ?」
と頭が真っ白になりました。
そこで真っ先に思い出して頂きたいのは、「コロナは誰でもかかりうる」ということ。
僕は2021年に2回接種しましたが、それでも2か月で2回かかっています。
だから安心してください。
ひとりじゃありません。
そしてパニックにならないこと。
恐らくやりがちなのは、「濃厚接触者と思われる人に先ず連絡しないと!」となり、近日中に会った人に連絡をしまくってしまうこと。
これは避けましょう、連絡もらった人もパニックになります。
調べたところ、濃厚接触でもコロナが移る可能性は低いです。

平均で5%程度、飲食を伴うと7%とのことです。(出所:おかむら下町内科クリニック)
しかも濃厚接触者の定義は割と厳しめなので、思ったほど多くはないはずです。
・患者と同居、あるいは長時間の接触(車内・航空機など)があった人
・適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護した人
・患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い人
・その他、手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策(マスクなど)なしで15分以上接触があった人*
*周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する
“陽性となった方の発症日よりも2日前以降(無症状の方は検体採取日よりも2日前以降)から療養終了日までは、感染可能期間といい、周囲の方に感染させた可能性がある期間となります。”
引用:東京都福祉保健局(ホームページはこちら)

要するに、無症状の人は検体採取日(PCRの日)、症状がある人は発症日から2日前以降に対策なしであった人ということですね。
コロナで陽性判定を受けて先ずやるべきこと
落ち着いたら、以下の流れを見てください。
・まずは落ち着く
・同居人はほぼ100%濃厚接触なので、「コロナ陽性だった」ということ“だけ”伝えて外出を控える依頼をする
・保健所からの疫学調査依頼のSMSに回答(食糧支援の必要性なども回答可)
・保険所の連絡を待つ、または保健所に連絡して指示を仰ぐ
保健所から連絡がない・繋がらない場合は、
・自分でコロナ関連の情報を収集して、感染拡大防止対策を実行する
僕の場合は、保健所から連絡がなく、繋がらなかったため、自身で調べて感染拡大防止対策を実行しました。
特に「濃厚接触者への連絡」は、更なる感染拡大を防止する上で、早急に実施したいところです。
ご家庭によっては受験などの重要な時期であったり、小さなお子さん・高齢者と一緒に住んでいたりしますので。
僕の場合は保健所から連絡が来ず電話も繋がらなかったため、自己判断で行動せざるを得ませんでした。
保健所に繋がらない場合(僕の実施した対策)~無症状の場合~
こちらは、当日に保健所から連絡がなく電話も繋がらないが、早急に対策が必要な場合に参考にしてください。
のちに保健所に繋がり本対策を実施している旨を話したら、保健所の人から「ばっちりです。それで進めてください。」と回答を頂いています!
・「濃厚接触者」の定義を調べる
・「濃厚接触者」が、感染拡大防止に向けて何をすべきかを調べる
・該当者と思われる人に電話(メッセージではなく)し以下を伝える
1)当人が「濃厚接触者と思われる」こと
2)感染拡大防止に向けて「やってほしいこと」
3)保健所から連絡があったら、「濃厚接触者に認定」かどうか再度連絡すること
4)「抗原検査キット」を送るので住所を聞く
5)濃厚接触者の定点観測的なフォローアップ
「濃厚接触者」の判断、濃厚接触者に「やってほしいこと」は、あなたに情報がないと伝えようがありません。
よって記事の後半は、濃厚接触者にお願いするために集めた情報を1つずつ紹介していきます。
判断に必要な情報まとめ
情報は広く、深く調べる方が自己判断の精度が上がります。
今回は、僕が調べた情報で「有用」で「信頼性」があるもののみをシェアしますね。
【有用情報1】自分自身の隔離期間や場所、状況の確認
隔離期間
先ず、ご自身の症状が「無症状」か「症状あり」で状況が変わってきます。
・無症状:検体採取翌日から7日間経過*
・症状あり:発症日の翌日から10日間経過+症状軽快してから72時間経過
*例:2月1日にPCR検査を受けて陽性の場合、2月2日から計算して7日経過後の2月9日に自宅療養解除
参考ページ: 大森町前内科小児科クリニック(ホームページはこちら)
隔離場所
基本的には自宅療養ですが、希望すればホテルでの隔離も可能(国の負担)とのことです。
ホテルに入れるかどうかは、混み具合にもよると思います。
マサの所見

無症状の場合、ホテルを希望しなければ7日間の自宅療養となります。
僕の場合は、実家で70代の両親の実家に滞在していたため、後に説明する「自宅内の感染対策(リンク)」は徹底して行いました。
自宅にも抗原検査キットを10本ほど注文し、2~3日に一度は抗原検査を実施しました。
【有用情報2】濃厚接触者とは
濃厚接触者の定義を再掲しますね。
・患者と同居、あるいは長時間の接触(車内・航空機など)があった人
・適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護した人
・患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い人
・その他、手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策(マスクなど)なしで15分以上接触があった人*
*周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する
“陽性となった方の発症日よりも2日前以降(無症状の方は検体採取日よりも2日前以降)から療養終了日までは、感染可能期間といい、周囲の方に感染させた可能性がある期間となります。”
引用:東京都福祉保健局(ホームページはこちら)
マサの所見

見ての通り、濃厚接触者に該当する人はそこまで多くないと思います。
ただし僕のような無症状者の場合、「検体採取日よりも2日前」って微妙ですよね。
無症状の場合、感染して初日かもしれないし、既に10日目の可能性もあるし・・・判断が難しいところなので、ガイドラインに従います。
ただし、濃厚接触者の判断は、保健所が話を聞いたうえで総合的に判断をするため、可能な限りは保健所からと連絡を取った方が良いと思います。
【有用情報3】濃厚接触者の方にお願いすべきこと2つ
こちらは、濃厚接触者の方に電話でお願いすべき感染拡大防止策です。
・不要不急の外出自粛
・健康観察
濃厚接触者の外出自粛の期間は、最終接触日から数えて7日間です。
同居者がいる場合は、万が一感染している可能性を考慮し、以下の点に注意します。
・タオルや食器などの共用は避ける
・家でマスクをする、石鹸での手洗い、アルコール消毒など
・共有部分(ドアノブ、トイレなど)をふき取り消毒する
・使用済みティッシュやマスクなどは、ビニールに入れ、密閉して捨てる
手間がかかり、お願いするのは気が引けますが、万が一濃厚接触者の方が感染していた場合を考え、お願いしましょう!
マサの所見

当然はありますが、日常生活に相当な手間と負担がかかるため、最終的な運用はご本人にお任せしておりました。
特に会社での対応はそれぞれで、コロナ感染に理解があるところもあれば、偏見にまみれている会社もあるため、一律な対応は難しいと感じます
(偏見まみれの例:濃厚接触者=管理能力のない・遊んでいると決めつける、など)
【有用情報4】発症までの期間と代表的な症状
発症までの期間
様々なサイトを調べていると諸説ありますが、以下が視覚的にも分かりやすいと思います。
コロナ・インフルエンザ発症までの期間
出典:Yahoo!ニュースより
こちらの発症期間を前提に、「濃厚接触者」へ抗原検査キットを2つ送りオミクロン株の発症期間の「3日目」と通常コロナ発症期間の「5日目」に2回検査を行っていただくよう依頼しました。
代表的な症状(オミクロン株の場合)
それはどのような症状が出るのか、オミクロン株の場合を見ていきましょう。
オミクロン株の症状例と確率
出典:Yahoo!ニュースより
このような症状が出てきたら、即座に抗原検査を頂くことをおススメします。
マサの所見

こちらで紹介した「発症までの期間」と「典型的な症状」のデータを濃厚接触者の方に連絡してあげると親切です。
本人も、感染しているかどうか症状の有無でも判別できるので便利です。
【有用情報5】自宅療養中の感染拡大の防止対策
東京都からも、自宅療養中に感染を拡大させないためのガイドラインがあります。
貼付しますので、こちらは熟読必須、同居人にもシェアしてください。
家庭内で守る10個のルール
出典:東京都福祉保健局
まさの所見

僕はこちらのガイドラインに愚直に従いました。
やるべきことをしっかり網羅しているので実行しましょう!
【有用情報6】Amazonの抗原検査キット
僕はこちらの10個入りの抗原検査キットを購入しました。
「1人2~3回使用すること」
「今後、誰かに会いに行く際に使用すること」
「今後の品薄の可能性」
これらを考えると、まとめて10本分の購入が一番よいと思います。
ちなみに、「抗体検査(過去に感染したかどうか)」と「抗原検査(体にウィルスが現存しているかどうか)」は異なり、こちらは抗原検査のキットで、現在感染しているかどうか調べるものです。
「濃厚接触者」の「濃厚接触者」への対応
先ずはこちらを覚えておきましょう。

「濃厚接触者」の「濃厚接触者」は【ただの人】です。
濃厚接触者が陽性判定を受けてから、初めて彼ら(「濃厚接触者」の「濃厚接触者」)は、「濃厚接触者」となる可能性が出てきます。
よって、「濃厚接触者」の方には、不要不急の外出を控えて頂くにあたり、外出自粛により影響がある人にのみ連絡をするようにお願いしました。
例えば、「濃厚接触者」が前日に一緒に食事を行ったという人には、自身が濃厚接触者になった事実を伝える必要がない、むしろ相手を不安にさせるだけなので、基本的に止めて頂きました。
各所に混乱を生むだけです。
【ご存じですか?】保険が適用される可能性がある

もし生命保険や傷害保険に入られていたら、保険料が支払われる可能性があります。
僕の場合は、明治安田生命の「総合保障保険ベストスタイル」というものから、保険がおりるようです。
コロナ陽性判定を受けた際には、一度加入している保険会社の方に相談してみてください。
さいごに
そもそも論ですが、僕の場合は新興国で働いている期間が長いせいか、このように考えはほぼ捨てています。
待っていれば
「保健所が助けてくれる」

有用な情報がネットに溢れているので、有事の際には「自分で情報を収集し」、「自己判断が出来るように」しておくとサバイバル能力が高まります*。
(*注:極めて専門的な知識が必要なこと、例えば医療行為や裁判などは、専門家の意見を待ちましょう!)
自己判断が出来るということは仕事でも求められることだと思うので、情報をインプット⇒判断する習慣をつけていきましょう!
記事は以上です。
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