こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x 海外在住ブロガーのマサ (@mappyinME) です。
日本から、渡航に24時間以上かかる南アフリカ。
旅行や駐在に行く前、その国のことを知っていた方が滞在中に町や人を見る目が変わって楽しいですよね!
ただ、地理的に遠いからか、アマゾンなどで本を探してもなかなか南アフリカ関連の日本語の本が見つからないんですよね。
この記事では、南アフリカに駐在している僕がAmazonや他の駐在員の方から口コミで教えてもらった本を紹介します。
【必読】南アフリカに渡航する前に読むべき本7選(南アフリカ駐在員が推薦)
南アフリカの生活はどんな感じ?
先ず南アフリカと言っても、どんなところに住み、どのような生活をしているのか、想像がしにくいですよね。
ということで、本を紹介する前に、南アフリカ(ヨハネスブルグ・プレトリア)がどのようなものかイメージして頂けるよう、現地駐在員のVlogを置いておくのでよければどうぞ。
それでは、本題の本を紹介していきます。
南アフリカ渡航前に読むべき本7選
南アフリカの衝撃(2009)
出典:honto
分かりやすさ:★★★★★
価格:★★★★★
場所:南アフリカ全体
南アフリカ渡航者の必読書にしたいと思っているくらいです。
データに基づく深い考察と、筆者の体験談の絶妙なバランスのお陰で、南アフリカを知らない人の頭にも話が入ってきます。
JETRO(日本貿易振興機構)の平野さんが執筆された本で、南アフリカに渡航される方はマストで読んでください。
データを用いた分かりやすい解説から、現地に滞在していた時の生々しい体験談まで織り交ぜられており、南アフリカが犯罪大国に落ちぶれた理由や政治・経済に留まらず日常生活の困難まで克明に描かれています。
2009年と時期は少し古いですが、南アフリカ自体がこの10年強の中で大きく変わっていないため、とても実用的な本です。
かつ中古で買ったら100円とかなので、買わない理由がありません。
トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?(2018)
出典:Amazon
分かりやすさ:★★★★☆
価格:★★★☆☆
場所:ヨハネスブルグ
絶対に読んでほしい一冊です!
南アフリカ旅行や駐在が、確実に楽しくなります。
アパルトヘイト時代に、黒人の母と白人の父の間に生まれた「カラード(混血)」であるトレバー・ノアの幼少期の話。
彼は、アメリカで人気風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の司会を務めるコメディアンです。
南アフリカのヨハネスブルグに生まれ、アパルトヘイト時代にカラードとして生きる大変さと、その理不尽に立ち向かうトレバーと彼の母との物語。
当時の南アフリカの生活が、弾圧される立場から克明に描かれており、現代に通ずる民族間抗争の歴史などもとてもわかり易く解説している。
南アフリカのリアルが分かるだけでなく、勇気ももらえる一冊!
読まないで南アフリカに渡航するのは、勿体ないくらい。
南アフリカを知るための60章(2010)
出典:Amazon
分かりやすさ:★★☆☆☆
価格:★★★☆☆
場所:南アフリカ全体
現地に渡航するときに参照する用の本として使うのが良いと思います。
様々な国の本が発行されており、シリーズの南アフリカ版です。
ストーリー調ではなく、中高の教科書のイメージを持っていただくと分かりやすいと思います。
メリットは、なんと言っても南アフリカの歴史から経済、生活まで包括的に情報がカバーされている所です。
ただ僕個人としては、教科書的な無機質な文章は頭に入ってこないので、必要な時に引用する辞書的な役割、もしくは興味あるテーマだけつまみ読みする使い方をしています。
南アフリカらしい時間(2010)
出典:Amazon
分かりやすさ:★★★★★
価格:★★★★☆
場所:ケープタウン
南アフリカに親しみを持てる本です。
特にケープタウンに行く方、南アフリカにどんな人がいるのか知りたい方にはおススメです。
日本人の鍼灸師で、ネルソンマンデラの治療を担当していた日本人の方のエッセイ。
エッセイが故にとても読みやすく、生活者からの視点で南アフリカを描いています。
アフリカ 人類の未来を握る大陸(2021)
出典:Amazon
分かりやすさ:★★★☆☆
価格:★★★★☆
場所:南アフリカとアフリカ全体
南アフリカだけがテーマではないので、どうしても各国の内容が薄くなってしまっています。
ただし、コロナの状況など細心の情報を盛り込んでいますので、周辺国の事情も含めて、細心情報をざっくりつかみたいという方にはおススメの一冊です。
るるぶ南アフリカ(2015)
出典:Amazon
分かりやすさ:★★★★★
価格:★★★★☆
場所:南アフリカと南部アフリカ
2015年と古く、アップデートされていないのが分かります。笑
個人的には、旅行でも駐在でも観光本を持っていくと眺めているだけでも楽しいし、意外に歴史なども細かく書かれていたりするのでおススメです。
次に紹介するのは、もちろんあの観光本です。
地球の歩き方(2021)
出典:Amazon
分かりやすさ:★★★★☆
価格:★★★☆☆
場所:南アフリカと南部アフリカ
こちらは2021年版がありますね。
駐在中でも、何かと地球の歩き方から情報を得て観光地を決めていることが多いので、持っておくと良いですね。
JETRO・アジア経済研究所の南アフリカ無料調査レポート
出典:JETROホームページ
経済・ビジネス関連のテーマになりがちですが、JETROには日本語で読める多くの無料レポートがあるので、特に出張者や駐在員の方にはおススメです。
特に、サクッと読める以下の2つは一読の価値があります。
・ビジネス短信
・調査レポート
サイトを貼っておくので、アクセス後に、画面上部にある以下の赤で囲っている2つを選択してみてください。
JETROホームページより抜粋
アジア経済研究所では、南アリカの特定のテーマに関する調査・学術書があるので、特定の分野で調べる必要がある方は是非ご覧ください。
南アフリカ関連記事の紹介
僕は現在ヨハネスブルグ・プレトリアに在住しているため、近郊や生活情報をまとめた記事を公開しています。
良ければご覧ください。
記事は以上です。