【保存版】南アフリカの治安が悪い理由2つ(しばらく良くなりません)

南アフリカ情報
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南アフリカに旅行を検討している人:
「南アフリカの治安の悪さは世界でもトップクラス。南アフリカ最大の経済都市であるヨハネスブルグは世界の犯罪首都とまで言われているけど、なんでここまで治安が悪くなったの?観光や赴任で行っても、人は生活できるの?」

そんな疑問に答えていこうと思います。

■この記事で分かること

・なぜ南アフリカの治安は悪いのか?
・ストライキ発砲事件(マリカナ虐殺事件)
・横行する警察への賄賂
・注意すべき点

 

僕は2021年4月より南アフリカのプレトリアで生活をしていて、わずか半年間で、大規模な略奪事件が起こったり、コロナ禍でのAlert 4を経験しながら生き延びています。

それでは見ていきましょう。

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なぜ南アフリカの治安は悪いのか?


ヒルブロウで筆者撮影

先ずは南アフリカ、世界で3番目に治安が悪い国とされています。


出所:Business tech

南アフリカの高い犯罪率の原因は、30%超えという破綻国家並みの失業率にあります。
それではなぜこのような高い失業率となっているのでしょうか?

ロストジェネレーションの存在

アパルトヘイト撤廃のために戦った人達、主に黒人の事になります。

彼らはソウェト蜂起後、アパルトヘイト撤廃に向けて戦うべく学校をボイコットしたりゲリラ化しました。

結果、アパルトヘイト達成後にどうなったかというと、彼らはただの無学歴者となり、労働意欲も経験もないため、慢性的な失業者となっていきました。

そして生活するために、犯罪に身を染めるか、犯罪組織にリクルートされていくという構造が出来上がりました。

✓労働の受け入れ先がない

南アフリカは鉱物資源に頼っていますが、100年以上続いている産業で既に成長が止まっています。

一方で製造業も、アパルトヘイトに対する外国の制裁の影響で基本的に輸出が困難であったため、内需に頼るしかありませんでした
内需も、基本的には500万人程度の白人向けであったため、市場規模が小さく製造業が育たなかったのが原因です。

農村も同じく、アパルトヘイト時代に黒人から土地を押収したため、農業は縮小していきました。
現在も、南アフリカの農業は育っておらず、雇用の受け入れ先とはなっていないそうです。

まとめると、犯罪が多い理由は高い失業率でその原因は、

・学も職もないロストジェネレーションが犯罪に身を落としている
・製造業も農業も、雇用を受け入れるほど成長できていない

 

この2点という訳ですね。

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2012年のストライキ発砲事件(マリカナ虐殺事件)

ここで1つ、南アフリカで起きた事件を紹介します。

2012年8月に起きた事件で、ストライキに参加したマリカナ鉱山労働者34人が警察官に発砲され殺害された事件です。

詳細は書きませんが、南アフリカでは賃上げのストが行われることは珍しくないのですが、今回はスト発生から一週間後に一斉射撃が行われるという異常っぷり。

背景には政治的な要因が絡んでいると言われていますが、この暴力性は他の国々では類を見ないですね。

治安が悪い事に加えて警察までこのような事件を起こす国ですので、暴動や略奪などが起こった際には、細心の注意を払ってください。
危険メーターマックスで対応してください。

でもよく考えたら、アメリカでも乱射事件が頻繁に起こっているから、アメリカの方が危ないか。

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横行する警察への賄賂

南アフリカ=警察への賄賂です。

ある調査によると、警察官の年収は150万円程度で、毎年200人以上が殉職しています。
世紀末の街ヨハネスブルグの警察官で150万円ではやってられないでしょう。笑

という事で、少ない給与を賄うために、彼らは特に金曜の夜に検問を敷いて、高級車を見かけると容赦なく止めて、粗を探して賄賂を要求してきます

特に多いのが、免許、パスポート不携行か、飲酒運転

免許、パスポートの不携行はZAR200~400くらい支払えば済む話ですが、マジメな日本人はかなり焦ります。

その焦りに付け込んで、「警察署へ来なさい」と言い、更に焦っている所で、「500ランド(約4,000円)の罰金を支払えば署まで来なくていいよ」という流れですね。

年末になると、クリスマスプレゼント代を稼ぐために大賄賂要求キャンペーンが行われると言われています。

・渡航時に注意すべき点

治安が悪い地区には絶対近づかない

当たり前ですよね。

ただ「どこが治安が悪い地区かわからないよ」という疑問が湧くと思うので、以下にヨハネスブルグの特に危険な所を纏めてみました。

これを参考に、危険なエリアには近づかないようにしてください。

■ヨハネスブルグの危険エリアマップ

今後もアップデートしていきます。

Hillbrow地区とポンテタワーのツアーに参加した時の記事を参考までに添付しておきますね。

>>関連記事:【行ってみた】南アフリカ最恐ポンテタワーへ

✓夜は出歩かない

夜になると人通りが少なくなり、周りも見えづらくなり、犯罪に遭う可能性がグッと高まります。

■半年間で耳にした事件一覧

「車のドアを開けられて車を強奪された」
「外でたばこを吸っていたら殴られて携帯を奪われた」
「レストランの外で携帯をいじっていたら強奪された」
「車の助手席に置いてある荷物を、ガラスを破られ盗られた」
「・・・」

 

とにかく夜は不要な外出はしない、車のドアは確実にロックする、危険な場所では赤信号でも徐行で発進する、などの最新の注意を払って生活しましょう。

✓必ず日本の免許・国際免許は携行

細かいですが、各国で効力があるのは日本の免許です。

国際免許はただの翻訳なので、日本の免許を持っていないと厳密に言うと不携行です。

一度、このことを知っている警察官に出会ったことがあるので注意です。

■参考文献:南アフリカの衝撃

3時間ほどで読めます。

少し古いですが、読みやすくて、南アフリカにこれから渡航する人にピッタリです。
日本→南アフリカまで24時間かかるので、道中にどうぞ。

さいごに

いかがでしたか?
南アフリカの生活、仕事などの相談もTwitter、ブログのコメント欄から受け付けていますので、お気軽にお声がけください。

■関連記事:
>>南アフリカの治安と生活
>>【行ってみた!】南アフリカ最恐ポンテタワーへ(世界の犯罪首都ヨハネスブルグ)

この記事を書いた人
Masa

キャリアの半分が海外勤務。
▶新卒で大手家電メーカーへ入社し、ビジネス企画職。転職後は、大手グローバル自動車メーカーへ。現在は南アフリカでマーケティング部長▶海外5か国で7年以上勤務し、訪問国は50か国以上▶ieビジネススクールでEMBAを取得▶英検1級・TOEIC925点、アラビア語中級▶海外勤務で使える資格を11個保有。

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