【衝撃事実】MBAは海外トップ校を目指すべき4つの理由(就職先 待遇の差が歴然)

MBA

こんにちは!南アフリカの自動車マーケッターのマサ (@mappyinME) です。

MBAの学校選びって迷いますよね。
一番迷うポイントは費用、オンラインで仕事を続けるかやめるか、海外か国内か、卒業後の就職先はどうか、などなど。

僕は最終的に、ieビジネススクールというオンラインのEMBAを修得し世界ランキングはオンラインMBAで世界1位で、授業料は750万円でした。

授業料は高いですが、それだけのリターンがあると確信したから決心したのです。

この記事では、「MBAは海外トップ校を目指すべき」で海外トップ校があなたにもたらすメリットを解説します。

参考:
「学校の選び方」の軸は以下の記事で解説しているので、良ければご覧ください。

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【2024年】海外MBA・国内MBAの学校の選び方 6つのポイントを解説。人生に一度の学校選び、後悔したくないですよね。筆者のMBA学校選びの経験を交えて、6つのポイントを紹介します。1.世界ランキング、2. 国、4. 費用、5. 座学・実践フォーカス、6. 学校の専門分野。一番大切なのは世界ランクです。

それでは見てきましょう。

【衝撃事実】MBAは海外トップ校を目指すべき4つの理由(就職先 待遇の差が歴然)

海外トップ校がもたらすメリットと日本で取るデメリット

トップ校のメリット1:圧倒的な知名度

世界トップ校は知名度が高いです。

世界トップ校も、よく見てみると以下の二つに分けられます。

知名度の違いまとめ

・世界的に知名度の高い:ハーバードやコロンビア大学、INSEADなど
・地域的に知名度が高い:ieビジネススクール、HEC PARIS、HKUST、NUSなど

もちろん有利なのは前者、世界的に知名度の高いビジネススクールですね。

理由は、世界どこに行ってもビジネススクールを卒業したというだけで説明不要、優秀な人材であると認知されるから転職・就職活動で大変有利ですし、いちいち何を学んだか等説明する必要がなくなります。

後ほど説明しますが、先進国の中でもMBA修得者がダントツで少ない(管理職の0.7%)日本でもその効果はあります。

一方で、地域で強い世界ランキングの高い世界ランキング上位のスクールも沢山あります。

個人的には日本人にはここらのスクールが狙い目で、もし自身の目指している地域が既に決まっているなら、地域にメリットがあるスクールを目指す事をおススメします。

例:

・欧州:HEC Paris(仏)、ieビジネススクール(西)、IESE(西)、Warwick(英)など
・アジア:NUS(新)、SMU(新)、HKUST(香)、清華大学経済管理学院(中)など

トップ校のメリット2:卒業後のキャリアアップ(就職・転職・待遇)

卒業後には、就職も転職も破格の給与で迎えられることとなります。

先ずは就職・転職です。

こちらは、MBA修得者を中心に採用する企業が存在します。

もしくは、MBA修得者を高く評価し、他者との差別化を図る事ができるのは言うまでもないですね。

僕自身、転職の条件で(給与1,000万円~)と入力してエージェントに登録すると、かなり多くの企業の案内が来ます。

次に給与です。

QSグローバルMBAランキングのトップ20校の年収と在学期間を纏めてみましたので先ずはご覧ください。

出所:QSグローバルMBAランキング2021

結果、平均値は$128,468となりました。

日本円に換算すると、卒業生の平均の年収が1,413万円です!(1ドル=110円で計算)

これらのビジネススクールには、最初からCxOのポジションや好待遇で迎えたい企業が多いので、高水準の給与が設定されているのも頷けます。

やはり米国トップ校のMBA卒業者の方が、欧州よりも年収が高くなっていますね。

INSEADが$105,900がかなり少ない気がしますが・・・

さいごに待遇です。

思っているより多くの企業で、海外MBAトップ校の卒業生を特別枠で採用し、幹部候補制度を設けて特別なリーダーシップを提供するなど、給与以外の厚待遇制度を設けています。

まとめ

・トップ校を卒業すると高い役職でのオファーが多く、結果年収が高い
・幹部候補と採用されるため、特別な扱いを受ける事が出来る

トップ校のメリット3:一生の自信になる

3つ目の理由は、読んで字のごとくです。

高いプライドは良くないですが、例えば「ハーバードMBA(HBS)を卒業した」という事が自信になりませんか?

例えばあなたがHBS(Harvard Business School)を卒業したとして、HBS卒業生が大企業のCEOになって活躍していると誇らしくなりませんか?

僕は、母校の青山学院が駅伝で優勝したり、オリックスの吉田正尚選手が首位打者を取ると、大変誇らしい気持ちになります

トップ校のメリット4:ランキング外でMBAを取るデメリット(日本を例に)

先日、こんなつぶやきをしました。

この数字、実は就職・転職や昇格にも大いに関係があるんです。

見ていきましょう。

デメリット1:伝わらない!働きながらMBAを取る苦労

上司や同僚が、あなたがどれだけ苦労しているか分からないので、仕事の負荷の低減のお願いMBAの学習に伴う有休取得がしにくくなる可能性があります。

デメリット2:日本でMBAは差別化にならない

例えば、周りにMBA保有者がゼロの職場にいるとしましょう。

すると職場の人の誰も、MBAがどれだけ大変で、どんなことを学んだかどうか、想像がつきません
なのでMBAの価値が体感としてよくわからないのです。

なんなら、MBAホルダー=プライドの高くて扱いにくい人種、とすら思われている可能性があります

概ね、こんな感じですね。

採用者の心の声

「慶応ビジネススクールのMBA保有者か。MBAって大変なイメージがあるけど、実際何を勉強しているんだろう?噂では、MBA取得者は高い給与を要求するというし、学ぶ内容はフレームワークなどが多くて、分析屋が多いっていうし扱いづらそうだな。やっぱり理論屋より、実践経験が多い人がいいな。」

海外は逆。MBAは評価される

先進国では日本よりは確実にMBAに対する理解があります。

理解があるとは具体的にはこういう事です。

MBAに対する理解

・上司からのサポート(業務負荷低減、休暇取りやすい、など)
・会社の制度(費用補助、Study Leave規定があり有休とは別、など)

例えば日本でこのような制度を設けている企業はほぼないのではないでしょうか?

一方で日本では、資格試験を取得すると一定額の補助金が出るという制度は多く存在すると思います。
(次の章で説明します)

僕自身のが計5か国で6年以上働いてきた経験があるのですが、少なくともアメリカと南アフリカではこのような制度が存在していました。

日本ではMBAより仕業の資格を

結論、MBA保有者のほぼいない日本企業で働いていくんだ!という方は、MBAは不要です。

「じゃあどうしたら社内で昇進・昇格や、他の日系企業へ転職がしやすくなるの?」

もっともな疑問ですが、そういう方には仕業の資格をおススメします。

理由は2つ。

理由

1. 学歴よりも社歴や日本での保有資格が評価されるから
2. 評価者が体感として難しさを理解しており、評価しやすいし、したくなるから

先ず誤解を恐れずに言うと、日系企業では学歴よりも社歴や日本での保有資格を重視する傾向があります。

社歴は、自身も同じ道を通って出世をしてきたことから重視しますし、資格試験も簿記や英検などを受けたことがあるので、難しさを理解しており、難関資格を取得した人に対しては理解や尊敬の念があり、採用や昇格の際にプラスに働きます。

「じゃあ何を取ったらいいの?」

おススメの資格は中小企業診断士です。

中小企業診断士は、MBAと同程度の学習時間で取得することが可能で内容もMBAと同様に実践的です。
しかもTACや資格の大原に通っても30万円程度しかかからず、かつ一部は国の教育訓練給付金で戻ってきます。

<合わせて読みたい関連記事>

【徹底比較】MBAと中小企業診断士の違いを解説(メリット・デメリットも)
MBAと中小企業診断士、取るならどっちが良いか迷いませんか?実はMBAと中小企業診断士、経営学を学ぶという意味では同じですが、全く異なる資格です。国内で活躍するなら中小企業診断士、海外で活躍するならMBAがお勧めです。欧州の世界トップランカーMBAを修得、中小企業診断士の一次試験を突破した経験から解説します。

(参考)日本人が入りやすいMBA世界トップランカー校

最後に、私が入学する際に調べていたビジネススクールを4校紹介します。

世界トップ校でありながら、日本人が入りやすい学校です。

日本人が入りやすい理由は、“多様性”を売りにしていて、国ごとの生徒数の割り当てが設けられているためです。

日本人が海外MBAに行くケース自体が少ないため、枠はあるけど申し込みは比較的少ない学校です。

インド人と中国人の方、かわいそうですよね。

参考までに、MBAについてもう少し見識を深めたい方は以下の記事もおススメですので、よかったらどうぞ。

<合わせて読みたい関連記事>

【必読書】海外MBA おススメの本を4冊と合格体験記を紹介(海外MBA取得志望者向け)
MBAの学校を決める前に読むべき書籍を知りたくないですか?欧州の世界トップランカー校のEMBAを修得した僕が、学校選びの際に読んだ有用書籍4選と、世界トップ校のタイムリーな情報を提供している有用サイト(日本語)も紹介します。MBAの学校をこれから決める方、もしくは決まっている方、必見です。

ie business school

起業家の育成を教育の中心に据えているスペインのビジネススクール(QS 9位/ FT 39位)。

比較的新しい学校で、古くからリモート教育に注力しているため(オンラインMBA QSランク世界1位)、コロナ禍のオンライン教育に早くから対応。

日本にも拠点があり、手厚いサポートを受ける事が出来ます

日本語版のHPもあるので以下貼り付けておきます。

ie Business School HP 日本語

National University of Singapore (NUS)

アジアでトップクラスのビジネススクールで、シンガポールに位置しランキングはQS 28位/FT 14位

実際に訪問しましたが、学費も比較的安く、キャンパスの設備も充実してておススメです。

アジアで働きたいという方には、知名度も申し分ないでしょう。

NUS JP Link

シンガポール初代首相のリー・クアン・ユーさん、マレーシアの元首相のマハティールさんもNUS出身です。

Singapore Management University (SMU)


2000年設立と新しいビジネススクールながら、グローバルランキングに入っている(QS -/ FT 58位)。

訪問しましたが、実践的な教育に力を入れているなという印象です。

キャンパスは、シンガポール市内の中心に位置している。

SMU Link

海外MBA卒業後の主な就職・転職先

MBA卒業生の主な進路としては以下の通りです。

MBA卒業生が選ぶ企業の種類

多いのは、スタートアップ、外資企業、ビジネススクールの
地域ローカル会社、大手グローバル企業
、このパターンが多いですね。

MBA卒業生が選ぶ業界

業界としてよく見るのは、キャリアを変えたい人VC(ベンチャーキャピタル)やコンサルタントが多い印象です。

そしてもともと大手のグローバル企業などで働いていた人は、同じ業界内でより高いポジションでの転職が多いです。

MBA卒業後に就職・転職するには?

常に人材を募集している会社は存在しないため、転職活動をする際は、機会を逃さないように求人情報を常に得られる体制を築くのが鉄板です。

希望してた会社が、つい先日募集を終了して「早く申し込んでおけばよかった・・」という人を何人見てきたか・・・。

海外に強い転職エージェントのリンクを置いておくので、先ずは登録して(無料です)、MBA採用を実施している会社の情報を常に得て機会を逃さないようしましょう。

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記事も置いておきますね。

<合わせて読みたい関連記事(リンクはこちら)>

MBAに行く前に体験したい!【募集】第3期グローバル人材育成プログラムGlobal BootCamp

「海外キャリアのみちしるべ」の運営者まさが、超実践型の「グローバル人材育成プログラム」を、2名の共同創業者と共に立ち上げました。

年に2~3回ほどのプログラムで、このような方にはおススメです。

・海外で仕事をしたいけど、実力に不安がある
将来MBA取得を考えているけど大きな投資。実際にどんなものか体験したい。
自分の強みを知りたい
・異文化理解を知り、多文化適応を実践したい
・海外を目指す仲間を作りたい
キャリアの選択肢を考えたい
自分で考えて行動するマインドセットを身に付けたい
仕事で使える英語力を身に付けたい

プログラムの概要や詳細はは以下をご参考に。

GBCプログラム 第3期生の募集
✅時期:2024/2/3(土)~3/16(土)
✅期間:7週間 (1回の自主参加講座の週を含む)
✅講座時間:毎週土曜日 16:00~19:30* *初回・最終回のみオリエンテーション+1時間
✅含まれる内容:
・講師との1on1(希望者のみ、60分x2回)
自由参加の講座、ワークショップ

・グローバル人材に必須4科目自己理解・多文化適応・財務会計・マーケティング
卒業後のAlumni活動
✅言語:日本語、英語* (プレゼン・一部課題) *目安:TOEIC 600点程度
✅学習時間(想定):70-80時間程度 (週12時間程度)
✅募集人数:4名~12名**
✅参加資格:就労経験、積極的に学ぶ意欲
✅費用:65,000円/人(税込)
✅問い合わせ、申込はこちら(Google formが開きます)
**募集人数に達し次第、締め切り

2024年2月 GBC第3期の申し込みはこちら

\2024年Global BootCampの詳細はこちら

【第3期 2024年】グローバル人材を目指す!Global BootCampプログラム 世界に近づく7週間
7週間でグローバルに通用する知識・実践力・マインドセットを実践的に身に付けよう。 2024年6月予定 GBC第3期の問合せ・申込はこちら 【GBCや講師の紹介動画はこちら】 動画作成:Markerさん(依頼可能) GBCプログラム 第3期生の募集 ✅時...

記事は以上です。

まとめとアドバイス

海外トップ校に行くかどうかで、卒業後の就職・転職先だけでなく、自信の満足度にも大きな違いが出てきます。

もちろん日本にもKBSやグロービズ、一橋ビジネススクールなど素晴らしいスクールは多くあり、そこで大きな実績を出されている方も多くいらっしゃいます。

ただ全体論としては、大きな出費をしてでも海外トップ校に行くメリットは多く在りますので強くおススメします。

さいごに、ieビジネススクールの卒業生のインタビューを参考までに置いておくので、良ければお読みください。

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この記事を書いた人

▶大手グローバル企業で入社3年目に海外駐在に選抜され5カ国7年超駐在し、新興国で挑戦し続ける▶一刻も早く海外に出るため、英検1級/TOIEC 925を含む資格を11個取得。世界トップランカーのieビジネススクールでEMBA取得▶6年で3回昇格しマネジメントへ。マーケティング部長として多国籍チームを率いる▶グローバルで活躍する日本人を増やすため、グローバル人材育成プログラムGlobal BootCampを開発・主催。

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