こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。
レソト旅行に行くので、マレツニャーネの滝を観に行きたい!ただ準備や行く方法を知りたいです。
マレツニャーネの滝を観に行くには、車で目的地へ行く方法と、セモンコンロッジから徒歩・乗馬で行く方の2つがあります。
僕は南アフリカのプレトリアに駐在しており、週末にマレツニャーネの滝を観にレソトへ車で渡航しました。
季節やレソトの観光地などを、友人と共に日本語・英語サイトをくまなく調べ上げた上で渡航しているので、準備や観光地の網羅性には定評があります。
マレツニャーネの滝以外の観光地やおススメホテルは以下の記事を参照ください。
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【完全ガイド】マレツニャーネの滝を観に行く方法2つを丁寧に解説|レソト観光ブログ
マレツニャーネの滝とは
筆者撮影
レソトから120km離れた郊外のセモンコン近郊にあるオレンジ川支流で高さが192mある滝です。
なおセモンコンは現地の言葉で”Site of Smoke”という意味で、マレツニャーネの滝が発する水しぶきが煙のように見えることから、そのように名付けられました。
なお、Youtubeチャンネルの”How ridiculous”が、マレツニャーネの滝の上からバスケットボールでシュートを決めたことから、これがギネス記録となっています。
動画にご興味ある方は、以下をご覧ください。
マレツニャーネの滝を観に行くおススメの季節
出典:レソト在日本大使館
レソトでは一年のうち300日以上が晴天ですが、1回の雨で700〜800mm降る場合がほとんどで、それも10月から4月に集中しています。気温は比較的温暖ですが山岳地帯では冬に雪が降ります。
引用:レソト在日本大使館
僕が渡航したのは11月1週目で、ちょうど気候が穏やかな時期で、木々も茂ってきた頃でベストシーズンでした。
8月~10月の間は、寒く雪が残っている上に、山岳地帯の草木が生えていないため、訪問はお勧めしないとのことです。
冬のマレツニャーネの滝。今にも消え入りそうな・・・。(出典:4 travel)
ただし、Semong kongの山岳地帯の夜は11月でもかなり冷えるため(10℃程度)、長袖に厚めのアウターを持っていくと無難でしょう。
なお、スキーの季節は6月~7月です。
マレツニャーネの滝の観光に要した費用
筆者作成
南アフリカからドライブで渡航で、2泊3日で合計1人31,000円で収まりました。
ホテルは2泊とも朝食付きで、夕食もホテルで頂きました。
レソトは、ホテルの選択肢が余り多くありませんが、数少ない中でもおススメのホテルがあるので、ご興味ある方は以下の記事を参考にしてください。
\関連記事はこちら/
マレツニャーネの滝を観に行く方法2つ
・方法②:Semonkong Lodgeから5-6kmの山道をトレッキング・乗馬していく
僕らは方法②で、セモンコンロッジに一泊しそこから5-6kmの道をトレッキングして向かいました。
合計5時間程度トレッキングをしたので、結構な運動量だったと思います。
方法①:車でマレツニャーネ情報センターに行く
筆者撮影
こちらは簡単です。
Google mapsに”Maletsunyane Information Center”と入力して、車で向かうだけです。
トレッキングも必要もなく、現場に到着したらそこからマレツニャーネの滝を楽しむだけです。
ここからマレツニャーネの滝を観ることが出来るため、時間がない方、手早く滝を観たい方にはおススメです。
\Maletsunyane Information Centerの地図はこちら/
マレツニャーネ情報センターから歩くという手段もある
おススメですが、マレツニャーネ情報センターに車を停めて、マレツニャーネの滝に近づいていく方法です。
すると徒歩20分程度でベストスポットに行くことが出来ます。
行き方は簡単で、マレツニャーネ情報センターの舗装された道を外れ、マレツニャーネの滝に向かって下っていくだけです。
次の「方法②」に簡易地図を残しましたが、マレツニャーネ情報センターから滝はかなり近いので、滝を間近で観られるポイントや大渓谷ポイントを散策してから戻る方法もありです。
写真撮影に夢中になることを加味すると2時間は必要と思うので計画的に。
方法②:Semonkong Lodgeからトレッキング・乗馬
筆者作成
セモンコンロッジから、景色をじっくり観ながらトレッキングすると、往復で5時間程度かかります。
・ポイント①:湿原
・ポイント②:河渡りと村
・ポイント③:料金所とトイレ
・ポイント④:大渓谷エリア(絶景)
・ポイント⑤:マレツニャーネの滝(絶景)
・【ゴール】マレツニャーネ情報センター
セモンコンロッジでもう少しキレイな地図を頂けますが、この大渓谷エリアと滝ポイントで1-2時間は写真撮影に費やせるので、時間に余裕を持っていきましょう。
これから、1つずつ通るポイントを解説していきます。
【スタート】セモンコンロッジ
筆者撮影
トレッキングでマレツニャーネの滝へ行くには、セモンコンロッジがスタートポイントになります。
前日に雨が降っていて足元がぬかるんでいたこと、増水で河渡りに苦戦したこと、景色が圧巻で写真撮影に時間を要したことから5時間かかりました。
なお、ロバや馬で目的地まで行くこともできるので、ご希望の方はセモンコンロッジにお申込みください。
ポイント①:湿原
筆者撮影
約1km程度の湿原です。
前日に雨が降っていなければなんてことない道ですが、前日の大雨のせいで水浸しに・・・。
出典:4 travel
このようなぬかるんだ湿原をひたすらに進んでいきます。
前日に雨が降っていたら、セモンコンロッジに長靴を借りられるかどうか聞いてみると良いかもしれません。
借りれなかった時のため、トレッキングシューズは必須です。
ポイント②:河渡りと村
湿原を抜けて更に歩くと、大きめの河と小さな村があります。
大きめの河は、前日に雨が降っていなければどうってことないですが、増水していると裸足になって渡る必要があります。
見た目に反して流れが結構強いのと足場が不安定なので、ガイドしてもらわないと高確率で転びます。
ちなみに僕は、河幅が狭くなっている所をジャンプして乗り越えました。
村の中の羊飼い
河を抜けると今度は小さな村が現れます。
これは家ではなく作業場。家は、レンガ作りのしっかりした家があり、20~30軒ほど立ち並んでいる。
ドラクエの村感が凄いです!
ここを抜けると、次は料金所です。
ポイント③:料金所とトイレ
写真がなくて申し訳ないですが、村を抜けて10分ほど歩くと、農場とコンテナでできた観光案内所が現れます。
大事なポイントですが、ここで100ロティ又は南アの100ランドを現金で支払う必要があります。
セモンコンロッジでも料金所の存在は指摘してくれますので、現金がなければロッジで現金を両替してから向かいましょう。
両替するお金もなければ、現金をもらってクレジットカードにチャージしてもらいましょう。
なお、料金所の人にトイレに行きたい旨を伝えれば、トイレのカギを無料で貸してくれるので、ここで済ませていきましょう。
ポイント④:大渓谷エリア(絶景)
筆者撮影
ここまでくれば、マレツニャーネの滝はもう目と鼻の先です。
ただ、景色が圧巻で写真を沢山撮影したくなるため、ここからかなりの時間を費やす可能性が高いです。
料金所を抜けてすぐ。真ん中に大渓谷が見え、奥の建物がMaletsunyane Information Center。
このまま道を逸れて渓谷の方にまっすぐ行くと、このセクションのトップ写真と同じ景色を観る事が出来ます。
「風の谷のナウシカ」を思い出させるような、素晴らしい景色で、人生で一回は観て頂きたい景色の1つです。
崖の上にいる筆者。マレツニャーネの滝と共に。
なおこの大渓谷エリアは、安全柵などが設置されていないため、崖の縁を歩くことも可能です。
なので、必要以上に崖に近づきすぎず、100%安全が確保できるところのみを歩くようにしましょう。
目安としては、転倒して多少転がっても絶対に崖から落ちない距離感を心がけていました。
崖の縁を歩く。必ず轍の上を歩き、絶対に落ちない距離感を保っている。
この大渓谷エリアを抜けると、間もなくマレツニャーネの滝が見えてきます。
ポイント⑤:マレツニャーネの滝(絶景)
筆者撮影
僕らはラッキーなことに、前日に大雨が降っていたため、滝の量が普段の2倍くらいとなっていました。
良く雨が降る時期なので、とにかく雨が降らないことを祈りましょう。
前日に雨が降っていないとき
出典:4travel
絶景なので、かなり長い時間こちらで過ごしていたように思います。
しばらく滝を眺めて想いに耽る友人
大渓谷と一緒に撮影する筆者
【ゴール】マレツニャーネ情報センター
筆者撮影
Googleだと”Maletsunyane Information Center”ですが、現地に来ると”Visitors Comfort Facility”と名付けられています。
色々施設がありそうな雰囲気を醸していますが、中はほぼ空で、あるのは休憩所のカフェとトイレだけです。
ただホットココアや軽食もあるため、疲れた体を癒すにはもってこいです。
カフェの雰囲気。最近できたのか、中はとてもきれいでデザインも今風。
20~30分程度休憩したら、今度はセモンコンロッジへ戻ります。
帰路は、もう、それはモチベーションが低かったです。笑
ただ何度観ても景色が圧巻だったので、二度楽しむことが出来ました。
参考:レソトの観光地やおススメホテルを知りたい方
別記事で、レソトの代表的な観光地やおススメホテルを紹介しているので、レソト旅の参考にして頂ければと思います。
\関連記事はこちら/
記事は以上です。