こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。
南アフリカへ旅行するのですが、必ず訪れるべきところはありますか?できれば世界遺産を観たいと思っています。
あります。
この記事では、南アフリカの世界遺産であるマプングブエ国立公園と世界三大渓谷の1つについて紹介します。
僕自身、2023年7月に訪問しており、本記事で使用している写真は全てその時のものです。
そんな僕は2021年より南アフリカに駐在し、今まで5カ国に7年以上駐在し、渡航した国は60か国に及びます。
なお、本記事では友人のシンさん(@shin_jp_za)の素晴らしい写真を使用しておりますので、良ければフォローしてくださいね。
そしてインスタグラムでも写真を多く投稿しているので、興味ある方はご覧ください。
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それでは解説していきます。
【旅ガイド】南アフリカ|ブライデリバーキャニオンと世界遺産マプングブエ国立公園(モデルルート)
【世界遺産】マプングブエ(Mapungbwe)国立公園とは
南アフリカ北部に位置するかつて反映した都市、現在は考古遺跡で、遺跡としての価値とその美しい景観によりユネスコ世界遺産に2003年より登録されています。(英語:Mapungbwe Cultural Landscape)
1932年までその存在が忘れられたが、地元の農家である発掘家の方がマプングブエの丘の頂上から多くの工芸品を発見した事から本格的な発掘が行われた。
その際に発見された「金箔のサイ」など、黄金製のものも多く園内にある博物館に展示されている。
旅の準備
快適な旅行にするにあたって、必要なものを紹介しますね。
先ず、ハウテン州(ヨハネスブルグ・プレトリア)からマプングブエ国立公園までは、5~6時間程度要します。
事前準備が必要なもの、現地調達できるものの2つに分かれます。
事前準備すべきものは、僕が使ったモノを1つずつ紹介していきます。
・レンタカー(C-SUVクラスがおススメ。例えば日産エクストレイル)
・ホテル予約
・スマホホルダー
・着替え、運動着
・Amazon Primeミュージック
・水(3人で500ml x 24本くらい)→現地のスーパーで購入
・夕食→Woolworthで購入
・SIMカード→空港で購入
それでは、事前準備すべきものを1つずつ見ていきましょう。
レンタカー
ヨハネスブルグのO.R. Tambo空港のおススメのレンタカーです。
どれも国際的に知名度が高いので安心ですね。
今回の旅では道路の状態は良かったものの、少し大きめのSUV(e.g. Nissan X-Trail)かピックアップトラック(e.g. Nissan Navara)がおススメです。
一部Pothole(道路の穴)と呼ばれる穴があったり、マプングブエ国立公園内ではオフロードとなっているためです。
園内には、4WDでしか入れない場所もあるため、可能であれば4WDの車を指定してレンタルすると、出来ることの幅が広がります。
筆者撮影:南アフリカでよく見かけるPothole。N(国道)とつく道路より、R(地方道路)の方が多くある。
夜の道路でパンクしたら、治安も悪い南アフリカなので場所によっては襲われる可能性もあるため、なるべく頑丈な車で行きましょう。
宿泊先(Leokwe Lodge)
マプングブエ国立公園では、園内にあるLeokwe Lodgeに宿泊しましょう。
4~5名宿泊できるファミリータイプ(ZAR 3,000程度)と、2人で泊まれるロッジ(ZAR 2,000程度)があります。
部屋の中の様子
Leokwe Lodgeでは、以下のツアーが提供されていること、バオバブと日の入りを撮影するため可能な限り早くチェックインすることを強くオススメします。
・Sunset Drive: 16:00~19:00 (ZAR 373.7/ per person)
・Night Drive: 19:30~21:30 (ZAR 373.7/ per person)
なお、いくつか注意事項があるので、事前に確認してください。
なおLeokwe Lodge内は電波が全く入らずWifiもないこと、レストランもないため食事は事前に用意しておくこと。
ご注意くださいね。
ブライデリバーキャニオンでのおススメのホテル・ゲストハウスはこちらです。
こちらは、ブライデリバーキャニオン最大のハイライト「Three Rondavels」から車で10分以内の場所にあるため、ロケーション抜群です。
清潔感もあるし、泊まるのはここ一択ですね。
車載用のスマホホルダー
車を運転する人には必須アイテムです。
おススメはエアコンの吹き出し口に取り付けるタイプです。
ダッシュボードやフロントガラスに貼り付けるタイプもありますが、回数を重ねるごとに粘着力が下がってくるので、個人的には使い勝手が悪かったですね。
上着
早朝に夜と、マプングブエ国立公園内ではかなり寒い時間帯に活動することが何かと多いです。
そこで、持ち運びが便利な軽めのダウンがあると、旅行がかなり楽になるため、1つは持っていきましょう。
Amazon Primeミュージック
ドライブ中の音楽は必須なので、音楽聞き放題を1つサブスクしましょう。
絶対的なおススメはAmazon primeで、月々500円と安価で、音楽以外の特典も多くあります。
旅行に関わらず、世界のどこで生活していてもAmazon Primeは必須で、過去6~7年ずっと利用しています。
500円/月でこんなサービス使えるとか、信じられません。
・Prime Video
・Amazon Music
・配達の「直ぐにお届け」機能
・Amazon Fresh
・Prime reading、など
30日間の無料体験もあるので、このタイミングに合わせていけば無料でいけます。
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2泊3日の旅程
本記事では、マプングブエ国立公園のみですが、実際の旅は2泊3日でブライデリバーキャニオンも訪問しました。
率直に同じ行程でいくのであれば、2泊3日でも可能ですが、3泊4日にして頂いた方が余裕を持って楽しむことができます。
理由は、移動距離が約2,000kmととてつもなく長く滞在時間の多くが移動となってしまうため、全てを観る事が出来なかったためです。
・4時間:プレトリア→White River
・4時間:White river→Three Rondavels(寄り道多)
・5時間: Three Rondavels→マプングブエ (Musina経由)
・6時間: マプングブエ (Musina経由)→プレトリア
以下に、Google Mapsで旅の軌跡を置いておきますので、行程作成の参考にしてください。
マップの左に、実際にマップに入力した街や宿泊先を入れているので、必要ならコピペしくださいね。
なお、ブライデリバーキャニオンの旅は、以下の記事に掲載してあるので参考にしてください。
\ブライデリバーキャニオンのモデルルートの解説記事はこちら/
2泊3日の旅行費用
ブライデリバーキャニオン・マプングブエ国立公園旅行の合計はZAR 4817/人(約35,000円)でした。
ホテル、食事、ガソリン代込みでこの金額。
ブライデリバーキャニオン・マプングブエ国立公園で半々なので、ざっくり20,000円弱/人でこの美しい景色を堪能することが出来ます。
【世界遺産】マプングブエ国立公園のモデルルート
園内でももらえる地図。注意事項やルートが詳しく記載してある。
2泊3日で、ブライデリバーキャニオンとマプングブエを訪問してみた結果、以下のルートが最適という事が判明したので、提案させて頂きます。
つまり、チェックインからチェックアウトをフルで使って訪問するのが大変おススメです。
言葉を失うくらい素晴らしい景色と、多くの動物を見ることが出来ます。
・キリン
・シマウマ
・ケープハイラックス
・リス
・サル
・スプリングボック
・ハイエナ
・ヌー
・ゾウのフン
園内を闊歩しているキリン
かなり多く見ることのできるシマウマ
ケープハイラックス。とてもかわいい。
休んでいるヌー。
それではいくつか見るポイントを紹介します。
①ムシナからマプングブエ国立公園の道中
約85kmの道のりですが、この道中でバオバブの木が多く見ることが出来ます。
ゆっくり走りながら、バオバブの木と一緒に写真を撮影しながら、Leokwe Lodgeへ向かいましょう。
②マプングブエ国立公園内の周遊
ロッジ周辺のバオバブと夜明け
以下に紹介するポイントを全て回った場合、約3~4時間ほど要します。
必ず朝日が昇る前に出発しましょう。
先ず、ロッジの直ぐ近くにあるバオバブの木は、朝日や夕陽と共に撮影すると素晴らしく映えるので、大変おススメです。
更に、道中でも朝日と霧が混じった幻想的な風景を見ることができ、言葉を失うくらい美しい風景です。
園内道中の早朝風景
そして、日が暮れるととんでもなく美しい星空を見ることが出来ます。
天の川までくっきりと見えます。
ロッジの前から友人が撮影した夜景
③アイコニック・プール(園内)
宿泊しているロッジから徒歩3分以内の場所にあります。
実は今回、インスタでこの写真を見てマプングブエ国立公園に行こう!と思い立った訳ですが、秘境感があったよても良かったです。
水着があれば入っても良さそうなので、夏場であれば是非入って写真を撮りましょう。
④Tree top(園内)
リンポポ川を目の前に臨める写真スポットです。
園内では基本的に車から降りてはいけないのですが、特定のスポットは歩いてもOKで、ここはその1つです。
⑤Confluence Lookout Point(園内)
マプングブエ国立公園の最大のハイライトで、ここで時間を最も過ごすことになります。
朝日を観に行きましょう、人生トップクラスの壮大な景色を楽しめます。
先ず、早朝には雲海がかかっており大変神秘的です。
朝日と雲海(友人撮影)
駐車場から丘の上に続く通路が用意されており、道を歩いて4つのView pointsへ向かいます。
丘の上の展望台から絶景を観ます。
丘の上から
そして、リンポポ側を挟んで反対側はジンバブエとボツワナであるため、一気に3か国を観る事が出来るスポットでもあります。
南アフリカ・ジンバブエ・ボツワナ三か国の国境を望む
南アフリカには多くの国立公園や絶景がありますが、このConfluence Lookout Pointから観られる絶景は、人生トップクラスになることでしょう。
丘の上から観られるスポットが4つ用意されているので、必ず全て訪れましょう。
\Confluence Lookout Point/
⑥Schroda Dam(園内)
ダムを丘の上から観る事ができます。
ダムとは反対側を丘の上から撮影。愛車と共に。
丘から色んな写真を撮影できました。
⑦Museum (園内)
マプングブエの歴史や成り立ちを展示した博物館です。
ここで発見された、かの有名な黄金のサイも見ることができます。
\The Mapungbwe Interpretation Centerの地図はこちら/
まとめ:マプングブエ国立公園はチェックインからチェックアウトまで楽しみましょう
マプングブエ国立公園は、朝昼夜と見える顔が全く異なります。
全てを満喫するのであれば(必ずしましょう)、チェックインからチェックアウトで許される時間を全て使って観光しましょう。
訪問した季節は冬で乾燥していましたが、お陰で雨が降る事もなく、素晴らしい景色を堪能することができました。
準備を万全にして頂き、最高の訪問にしましょう。
なお、南アフリカ旅は他にもあるため、是非参考にしてみてください。
\南アフリカの基礎情報記事はこちら/
\南アフリカの観光記事はこちら/