【徹底解説】南アフリカのブライデリバーキャニオンの旅ガイド(在住者が解説)

南アフリカ
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こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。

南アフリカへ旅行する際、クルーガー国立公園に行こうと思うのだけど、近隣でおススメの場所はありますか?

あります。
クルーガー国立公園が位置するムプマランガ州には、ブライデリバーキャニオンとそこに繋がるパノラマルートと呼ばれる、絶景が長く続く国道があります。

この記事では、このブライデリバーキャニオン一帯のモデルルート及び主要観光地を11紹介します。

僕は、2023年7月に渡航しており、本記事で使用している写真は全てその時のものです。

そんな僕は2021年より南アフリカに駐在し、今まで5カ国に7年以上駐在し、渡航した国は60か国に及びます。

インスタグラムでも写真を多く投稿しているので、興味ある方はご覧くださいね。

この記事で分かること
・ブライデリバーキャニオン(Blyde River Canyon)とその周辺の主要観光地
・旅行の際の持ち物や準備
・モデルルート

それでは解説していきます。

【徹底解説】南アフリカのブライデリバーキャニオンの旅ガイド(在住者が解説)

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ブライデリバーキャニオン(Blyde River Canyon)とは

ブライデリバーキャニオンは南アフリカの ムプマランガ州(Mpumalanga)に位置する美しい景観で、約2億5,000万年前の地殻変動によって形成され、長い年月をかけてブライド川が川底の岩を侵食して現在の形となりました。

歴史的には、先住民族の人々によって古くから生活の場とされており、彼らはこの地域の豊かな資源を利用し狩猟や農耕を行っていました。

そしてブライデリバーキャニオンは、南アフリカの観光産業にとっても重要な存在です。

パノラマルートでは、素晴らしい景観と多くのアクティビティがあるので、多くの観光客がこの地を訪れています。

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旅の準備と予算

以下の記事で、今回の旅で準備したものや実施に要した費用を紹介しているので、興味があればぜひご覧ください。

\マプングブエ国立公園・ブライデリバーキャニオンの準備と予算の記事はこちら

【旅ガイド】南アフリカ|ブライデリバーキャニオンと世界遺産マプングブエ国立公園(モデルルート)
【旅ガイド】南アフリカ|ブライデリバーキャニオンと世界遺産マプングブエ国立公園(モデルルート)を南アフリカ在住の筆者が解説。マプングブエ国立公園は、朝昼晩と見せる顔が異なるため、チェックインからチェックアウトまでフル活用しましょう。夜は星空を望み、朝日と共に出かけて絶景を堪能しましょう。

こちらではサマリーを記載しておきますね。

事前に準備していくもの
・レンタカー(C-SUVクラスがおススメ。例えば日産エクストレイル)
・ホテル予約
・スマホホルダー
・着替え、運動着
・Amazon Primeミュージック
<現地調達>
・水(3人で500ml x 24本くらい)→現地のスーパーで購入
・夕食→Woolworthで購入
・SIMカード→空港で購入

旅の予算

僕らは車を所持しているのでレンタカー代はかかりませんが、1人約20,000円程度で旅をすることが出来ました。

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ブライデリバーキャニオンモデルルートと観光地11選

先ず上の地図が、パノラマルートを最大限楽しむルートです。

車を運転するだけで約5時間要し、1つ1つの観光地に30-60分程度必要なので、1日で回りきるのはかなり難しいでしょう。

提案としては、移動した日の翌日にパノラマルートの主要観光地を訪問しながらThree Rondavelsまで観光して、翌日に朝からBlyde River Boat Cruiseでアクティビティを楽しんだ後に、Echo Cavesを訪問して帰宅するのがおススメのルートです。

【1日目】移動(プレトリア→ホワイトリバー)

プレトリア→ホワイトリバー(White River)への移動で、約4時間のドライブです。

途中、農園で作っているフレッシュジュースやクッキー、ローカルの工芸品を販売しているお店があるので、是非寄ってみてください。

オレンジジュースを2本、ビルトン、クッキーを買いましたが、大変美味で旅を彩ってくれました。

18:00頃でしたが、まだ空いていました。


フレッシュジュース。生絞りであるためフレッシュで大変美味。


ローカルで作ったジャムや漬物


クッキーや伝統工芸品も多く販売

\地図はこちら/

レストラン(夕食: Yoon’s Eatery)

夕食のレストランは、宿泊先のから10分程度のWhite River Shopping CrossingのYoon’s Eateryでした。

2人で、アルコールなしでZAR 400程度とリーズナブルな価格で、割とクオリティが高かったのでおススメです。

近くにスーパーマーケットもあるため、ついでに買い出しもしていきましょう。

\Yoon’s Eateryの地図はこちら/

宿泊先(NAD LIVING)

初日の宿泊先は、NAD Livingというゲストハウスで、控えめに言って最高でした。

高台にあるため見晴らしがよく、翌日はゲストハウスから雲海が見えるほどで、それを抜きしても朝の散歩をしているだけでも気持ちいいです。


1部屋ずつ独立しており、プライベートな空間。


内装。暖炉と大きな別途、食事、勉強机があり広いスペースで過ごせる。

部屋には暖炉もあり、天井が高く、目の前がガラス張りになっているため朝起きてみた景色が忘れられません。

NAD livingの予約ページはこちら(全て英語)

\NAD Livingの地図はこちら/

南アフリカでは、個人で経営している「ゲストハウス」のクオリティがとても高いうえ安価で、普通のホテルよりおススメです。

よほどのことがない限り、僕が南アフリカ内を旅行する際の宿泊先はずっとゲストハウスです。

ポイ活やられている方は、こちらからホテルを探してからExpediaやAgodaで探して予約しても良いですね。

Lekke Slaap:Lekkeslaap

アフリカーンス語で、Lekke(Good) Slaap(Sleep)という意味です。

ブライデリバーキャニオン観光地11選

パノラマルートの主要観光地11つを紹介します。

これらがブライデリバーキャニオンと呼ばれている所なので、是非回ってみましょう。

時間に余裕があれば、このルートには他にも多くの見所があるので立ち寄ってみましょう。

パノラマルート主要観光地11選
パノラマルート (Panorama Route)
マックマックの滝 (Mac mac FallsとMac mac Pools)
グラスコップ (Graskop Gorge Lift)
岩の塔 (Pinnacle)
神の窓 (God’s Window)
ワンダー・ビュー (Wonder View)
ブルックス・ラック・ポットホール (Bourke’s Luck Pothole)
ローフェルト・ビューポイント (Lowveld Viewpoint)
スリーロンダベル (Three Rondavels)
ブライデリバーのボートクルーズ (Blyde River boat cruise)
エコー・ケイヴ (Echo Caves)

①パノラマルート(Panorama Route)

・おススメ ★★★★★
・所要時間:最短1.5時間
・入場料:なし

パノラマルートは、宿泊先から近いSabieという街からEcho Caves近辺までを指します。

本記事で紹介している通り、道中にかなり多くの見どころがあるため必ず通っていきましょう。

なお前日に雨が降っていたためか、僕らの旅行時には早朝に雲海が出現していました。

丘か山の上から見たいという事で、なんとなくで通った道から雲海が良く見えたので、訪れてみてはいかがでしょうか?

\雲海ポイント1/

\雲海ポイント2/

②マックマックの滝とプール(Mac mac Falls & Mac mac Pools)

・おススメ ★★★☆☆
・所要時間:30分
・入場料:ZAR 260

Mac mac fallsとPoolsは隣接しているため、両方とも行ってみましょう。

Mac Mac Poolsは、ゲームのダンジョンみたいで見応えがありました。


ゲームのダンジョン感があるトレイル


Mac mac Pools

\Mac Mac fallsの地図はこちら/

\Mac Mac Poolsの地図はこちら/

③グラスコップ(Graskop Gorge Lift)


出典:Graskop Gorge Lift Co.

・おススメ ★★★★☆
・所要時間:1時間
・入場料:ZAR 120(アクティビティは別)

つり橋が特徴的な施設で様々なアクティビティが用意されており、全て体験していたら半日くらいは軽く滞在できる施設です。

アクティビティの例
・Zip Line
・Big Swing
・トレイル
・つり橋渡り

こちらにあるLIFT Caféにて簡単に昼食を取りましたが、味は悪くないです。

記事の後半で少し紹介しています。

\Graskop Gorge lift Co.の地図はこちら/

④岩の塔(The Pinnacle rock)

・おススメ ★★★☆☆
・所要時間:15分

自然の力によって作り出された岩の塔を観る事が出来ます。

景色もきれいですが、15分ほど眺めたら十分でしょう。

\岩の塔の地図はこちら/

⑤God’s Window


出典:Google Maps

・おススメ ★★★★☆
・所要時間:1時間
・入場料:無料

パノラマルートで最も人気のあるスポットの1つ。

「神の窓」と呼ばれるほど美しく、パノラマビューを楽しめます。

\神の窓の地図はこちら/

⑥ワンダー・ビュー(Wonder View)

・おススメ ★★★☆☆
・所要時間:15分

パノラマビューを観る事が出来ます。

写真スポットですが、時間がない場合は優先順位を下げても良いでしょう。

⑦Bourke’s Luck Pothole

・おススメ ★★★★★
・所要時間:1時間
・入場料:ZAR120

河の流れや渦によって浸食され、自然に形成された独特の形状の岩を形成した渓谷で、とても印象的な場所なので必ず訪問しましょう。

現地日本人学校の遠足でも訪問するほど、南アでは有名な場所であります。


特徴的な岩の形をした渓谷


少し中に入ると、河で水遊びをしている人も多い。なお本写真はiPhone撮影。(長時間露光のやり方はこちら)

\Bourke’s Luck Potholeの地図はこちら/

⑧Lowveld Viewpoint

・おススメ ★★★★☆
・所要時間:30分
・入場料:無料

かなりスケール感のある景色を楽しめるので、無料の中では大変おススメスポットです。

ただThree Rondavelsからは湖や、3つのロンダヴェル(帽子風の山々)などより壮大な景観を観る事が出来るため、時間がない場合はスキップしても良いでしょう。

\ローフェルト・ビューポイントの地図はこちら/

⑨スリーロンダベル(Three Rondavels)

・おススメ ★★★★★★★
・所要時間:1時間
・入場料:ZAR 130/人

南アでトップクラスに壮大な景色で、迷うことなく必見です。

ロンダベルは帽子のような形をした山を指し、それが3つ連なっているのが特徴的で、かつカーブする湖も拝むことが出来ます。

写真撮影はiPhoneで行いましたが、写真の通りの壮大な景色が目の前に広がるため感動的です。


スリーロンダベルをのぞむ。

ブルックス・ラック・ポットホール(Burke‘s Luck Pothole)から15分ほどなので、必ず訪問しましょう。

⑩ブライデリバーのボートクルーズ


出典:Blyde Canyon Adventure Centre

・おススメ ★★★★★
・所要時間:1.5時間
・入場料:ZAR 325/人

Three Rondavelsから見た美しい河をクルーズ出来るツアーで大変おススメです。

他にも多くのアクティビティがあるので、興味がある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

アクティビティ例
・クアッドバイクのゲームドライブ
・ペイントボール(サバイバルゲーム)
・気球やヘリコプターのフライト、など
Blyde Canyon Adventure Centreの公式サイトはこちら(全て英語)

\ブライデリバーボートクルーズの地図はこちら/

⑪エコー・ケイヴ(Echo Caves)

・おススメ ★★★★☆
・所要時間:1時間
・入場料:ZAR 80/人

世界で最も古い洞窟のうちの1つと言われており、1923年に再発見され、1959年から観光地として開かれています。

なぜエコーケイブというと、近隣のスワジ族が襲ってきた際に、洞窟内で打楽器を叩き警告を発したためと言われています。

エコーケイブでは、洞窟の中に入り見学することが出来ます。

エコーケイブの公式サイトはこちら(全て英語)

\エコー・ケイヴ(Echo Caves)の地図はこちら/

レストラン(LIFT café)


出典:Google Maps

Graskop公園内にあるカフェにて食事。
バーガーやステーキもあり、味も悪くありませんでした。

\LIFT Caféの地図はこちら/

まとめ:ブライデリバーキャニオンは2泊3日の余裕を持った旅の計画を

ブライデリバーキャニオンのパノラマルートをフルで堪能する場合は、2泊3日で計画しましょう。

ただ行くポイントを絞れば1泊2日でも十分楽しめるので、クルーガー国立公園のついでにパノラマルートを通る場合は、3~4か所に狙いを絞りましょう。

必ず訪問したい場所
ブルックス・ラック・ポットホール (Bourke’s Luck Pothole)
スリーロンダベル (Three Rondavels)

個人的には、半日使ってブライデリバーのボートクルーズで空から景色を観たり、ボートクルーズするのも面白いと思っているので、検討してみてください。

なお、南アフリカ旅は他にもあるため、是非参考にしてみてください。

\南アフリカの基礎情報記事はこちら/

\南アフリカの観光記事はこちら/

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この記事を書いた人

▶大手グローバル企業で入社3年目に海外駐在に選抜され5カ国7年超駐在し、新興国で挑戦し続ける▶一刻も早く海外に出るため、英検1級/TOIEC 925を含む資格を11個取得。世界トップランカーのieビジネススクールでEMBA取得▶6年で3回昇格しマネジメントへ。マーケティング部長として多国籍チームを率いる▶グローバルで活躍する日本人を増やすため、グローバル人材育成プログラムGlobal BootCampを開発・主催。

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