【徹底解説】年収1000万稼ぐ人の割合は?手取り、企業や仕事内容も(達成方法も紹介)

グローバル転職

こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。

・年収1,000万円って1つの目標だけど、どうやったら達成できるの?
・どのくらい手取りはもらえるの?
・具体的な企業名を知りたい!

このような疑問に答えます。

僕はサラリーマンですが、転職した2015年を除けば、年収は上がり続け、2020年には年収1,000万円にたどり着きました。(下図を参照 *金額は非公開)


筆者作成(筆者の年収記録)

この記事では、年収1,000万円にたどり着く人の割合や手取り、企業、仕事内容などを紹介。

後半では、これらの企業に就職・転職するための確度の高い方法を解説します。

1つ言えることは、「多大な努力、自己研鑽を怠らないこと」と「企業選び」が極めて重要であるということです。(差別化が必須)

ただし、やれば高確率でたどり着くことが出来るため、少しずつ近づいていきましょう。

この記事で分かること

・年収1,000万円に到達している人の割合、手取り、企業や仕事内容
・年収1,000万円を達成する方法
・お金が全てではないが、お金が選択肢を広げてくれる事実

それでは見ていきましょう。

【徹底解説】年収1000万稼ぐ人の割合は?手取り、企業や仕事内容も(達成方法も紹介)

年収1,000万を稼ぐ人とは?

日本で年収1,000万円を稼ぐ人はどんな人でしょうか?

【結論】インフラ・金融・保険・ITで働く、従業員が5,000人以上いる大企業に勤めている人

この人物像が、最も年収1,000万円を稼ぐ確率が高い人物像と言えます。

■年収1,000万円以上稼ぐ人のサマリ(2020年)
・割合:4.6%(男 7.0%/ 女 1.1%)
・人数:240万人
・手取り:700万円~780万円
・規模:従業員が5,000人以上の大企業
・業界トップ3:インフラ(電気・ガス・熱供給・水道)、金融・保険、IT(統計上、年収800万超より)

それでは詳しく見ていきましょう。

割合

日本で年収1,000万円以上を稼ぐ人の割合は、2020年度で4.6%となっています。

下表は過去5年間の割合の推移で、5年前と比較すると割合・人数共に増えていますが、コロナの影響もあり、2020年度は前年と比較して微減しています。


出典:民間給与実態統計調査(令和2年)より筆者作成

男女の間でも割合に違いがあり2020年では男性が7.0%、女性が1.1%となっています。

手取り

年収1,000万円の人の手取りは、家族構成や居住地にもよりますが、だいたい700万円~780万円の範囲とされています。


出典:フィナンシャルフィールドより筆者作成

専門的な解説はファイナンシャルプランナーの方に譲るとして、手取り額は扶養家族の有無、居住地、年齢(介護保険)などの変数によって変動します。

単純計算ですが、年収が1,000万円あると、毎月60万円が現金として使える事となるため、比較的に裕福な暮らしが出来ると考えます。

さらに福利厚生で住宅補助などが出る会社に勤めていると、固定費が削減され可処分所得が増えますね!

業界

少し見にくいですが、下表は業種別の給与階級別構成割合です。


出典:民間給与実態統計調査(令和2年)より筆者作成

残念ながら、年収1,000万円でのくくりがないため、年収800万円超えの統計で話を勧めます。

さて、年収800万円以上の割合が10%を占める業界を列挙します。

インフラ系(電気・ガス・熱供給・水道業)33.7%
・金融・保険:25.0%
・IT:20.8%
・学術・教育など:16.2%
・建設業:13.0%
・製造業:12.8%

1つ、僕は自動車メーカー(製造業)に勤めていますが、製造業の数字は感覚的にもう少し高いのではないかと考えます。

恐らくですが、工場勤務の方などが統計に入っているため、本社の事務系のみを考えたら、割合はもう少し高くなるのではないかと推察します。

プラス、統計にはありませんが、総合商社も確実に入りますね。

企業・職業

それでは具体的な企業名を見ていきましょう。

以下は、東洋経済の”平均年収「全国トップ500社」最新ランキング”で、企業名が掲載れていますので見ていきましょう。


出典:東洋経済”平均年収「全国トップ500社」最新ランキング”

平均年収なので製造業や建築業は多く入ってきていませんが、トップ10にはサービス業や総合商社などが多く入ってきていますね。

<質問!>平均年収じゃ、製造業の事務系の給与などが正確に分からない気がするのですが・・・

良いポイントですね。

僕のメディアではないですが、以下のメディアを強くおススメします。

かなり多くの一部上場企業の、企業別・役職ごとにかなり正確な年収情報がこちらで知ることができる、超優良サイトです。

僕の勤めている企業は100%正確、他会社に勤めている複数人にも確認しましたが、確度の高さに驚いていました。

例:東京ガス

出典:東京ガスは「30歳年収900万円、40歳年収1,200万円」 ~平均年収・年齢別推定年収・初任給・給与制度・ボーナス・福利厚生・おすすめの転職エージェント・転職サイトまとめ

ここまで正確に、幅広い企業の給与、役職、福利厚生情報を掲載しているサイトは初めてみました。

【結論】年収1,000万円を稼ぐ人物像

【結論】インフラ・金融・保険・ITで働く、従業員が5,000人以上いる大企業に勤めている人

この人物像が、最も年収1,000万円を稼ぐ確率が高い人物像と言えます。

■年収1,000万円以上稼ぐ人のサマリ(2020年)
・割合:4.6%(男 7.0%/ 女 1.1%)
・人数240万人
・手取り:700万円~780万円
・規模:従業員が5,000人以上の大企業
・業界トップ3:インフラ(電気・ガス・熱供給・水道)、金融・保険、IT(統計上、年収800万超より)

【※重要】最も大切なのは企業選び

紹介した通り、成長している業界、利益額の高い業界、高い固定費を必要としない業界は比較的年収が高い傾向にあります。

逆もまた然り。

気になるのが、比較的に高い年収をオファーしている業界に入るためには何をすればよいのでしょうか?

やること2つ

・ハイクラス転職エージェントに登録
・転職を確実に成功させる

僕の経験上、良質だった転職エージェント、転職の成功確度を上げる方法を簡単に説明しますね。

年収1,000万以上の案件があるハイクラスエージェントに登録

常に募集している会社は存在しないため、転職活動をする際は、機会を逃さないように求人情報を常に得られる体制を築くのが鉄板です。

希望してた会社が、つい先日募集を終了して「早く申し込んでおけばよかった・・」という人を何人見てきたか・・・。

海外に強い転職エージェントのリンクを置いておくので、先ずは登録して(無料です)、人材を募集している会社の情報を常に得て機会を逃さないようしましょう。

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記事も置いておきますね。

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転職の成功確度を上げる方法3つ

転職活動は、「準備」をきちんと行うことで成功の確率が大幅にアップします。

転職の準備3つ

・希望業界に強い転職エージェントに登録しサポーターになってもらう
・希望会社の人事とダイレクトつながる
・希望会社で働いている人とつながる

一言で言うと、希望会社とコネクションのある方にサポーターになってもらうことです。

サポートしてもらうことで何が良くなるか、図と記事にまとめていますので、良ければどうぞ。

大企業の人材採用の流れの典型例

筆者作成(人材の採用に関わるようになって分かった企業内ロジック)

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

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年収1,000万を稼ぐ方法は?

方法は3つあります。

年収1,000万円を稼ぐ方法3つ

・高評価を取る
・昇格する
・海外駐在する

特に、現職で高評価を取り昇格することは必須です。

いやいや、どうやって昇格するの?」という疑問ですが、再現性の高いやり方が存在します。

それぞれのやり方の詳しい説明は、別の記事に説明を譲ります。

詳しく解説している記事はこちら

【実体験】年収1000万を稼ぐ方法3つを徹底解説
【実体験】年収1000万を稼ぐ方法3つを徹底解説します。高評価を得るためには、1)積極的に仕事に取り組む、2)上の仕事に挑戦、3)最後までやりる。4)上司とのコミュニケーション、この4つが大切です。昇格は、1)昇格したい意思を伝える、2)高い評価を得る、3)資格などの取得、この3つが大切になります。

さいごに

「お金が全てではないが、お金があることで人生の選択肢が増える」

僕が考える、人生で最も大切なことは「自分のやりたいことを好きに選べることです。

脱サラ、転職、Nomad Life、MBA、どんな決断をするにも「生活費は、将来は大丈夫か?」、こんな疑問がわいてきます。

つまり、「お金があなたの選択肢を制限している状態」と言えるでしょう。

年収1,000万円を得ることで、お金の悩みが無くなるとは言わないまでも、選択肢の幅がかなり広がります。

それは、お金が貯まることもそうですが、年収1,000万円稼ぐだけの実力を身に付けたことで、「嫌な仕事をするくらいなら転職」という新しい選択肢が生まれるからです。

年収1,000万円を目指すこと、それは自分の実力が社会に認められる能力を身に付ける努力をすることに等しいため、ぜひ多くの方にチャレンジしてほしいと考えています。

僕は「メーカーの海外マーケティングのマネジメント」というポジションでチャレンジを続けているので、相談ある方はツイッター経由でDMください。

記事は以上です。

この記事を書いた人

▶大手グローバル企業で入社3年目に海外駐在に選抜され5カ国7年超駐在し、新興国で挑戦し続ける▶一刻も早く海外に出るため、英検1級/TOIEC 925を含む資格を11個取得。世界トップランカーのieビジネススクールでEMBA取得▶6年で3回昇格しマネジメントへ。マーケティング部長として多国籍チームを率いる▶グローバルで活躍する日本人を増やすため、グローバル人材育成プログラムGlobal BootCampを開発・主催。

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