こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x 海外MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。
「海外営業を希望しているので、求められる英語力の目安を知りたい」
こんな疑問に答えます。
この記事を5分読むと、こんなことが分かります。
・海外営業で英語を使うシーン
・海外営業に必要なTOEIC・英検の目安が分かる
・必要な英語力を身に付けるための方法(自習、独学)
そんな僕は、独学と英会話スクール(NOVA)のハイブリッド学習で、社会人1年目に英検1級とTOEIC 925点を取得し、10年以上ものあいだ海外営業・企画・マーケティングに従事しています。
僕は高校3年の秋まで「Be動詞の活用すら分からない」レベルからスタートで、大学受験前に英検3級にも落ちるほどでした。。
自身の体験や周りの人を見ていると、1つ学んだことは、「英語はやれば必ずできる」ということなのでご安心ください。
それでは解説します。
【徹底解説】海外営業なのに英語ができない!TOIEC目安とおススメ勉強法を解説
【結論】海外営業に必要な英語力はTOEIC 600点~・英検2級!
ズバリ言います。
・TOEIC 600点~
または/もしくは
・英検 2級~
TOEICと英検の点数換算の図をわかり易く説明したものです。
筆者作成:参考(国際コミュニケーション協会)
2011年と少し古い記事ですが、Presidentでは英語力を以下の通り取り上げています。
コニカミノルタ社だと、当時で<b>課長がTOEIC L&R 600点、役員が730点という条件を課されており、弊社でも昇格にあたっては似たようなレベルの条件が課されています。
加えて、公益財団法人「日本英語検定協会」が発行している英検2級の目安です
「使える英語で世界へ」高校卒業程度
医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題されます。海外留学、国内での入試優遇・単位認定など、コミュニケーション力が高く評価されます。
ビジネスシーンでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできます。ライティングが加わります。
僕も実際に英検2級を取得した時に、たどたどしくも簡単な会話はOK、リーディング・ライティングは、慣れれば仕事で使っても問題ないレベルでした。
ステップ別だと目指しやすい!
参考までに、一般財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会」が推奨する海外部門に期待するTOIEC L&Rの点数が570~810点となっています。
出典:一般財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会」ウェブサイトより
それでは次に、経験年別に携わる海外営業の仕事や必要な英語力を紹介します。
経験年別!海外営業で英語を使うシーン
海外営業の仕事は多岐に亘り、メールのやり取りや電話対応などの「基礎的な業務」もあれば、海外出張に行って現地パートナーと契約交渉するなど「成果編」の仕事まであります。
ここでは、海外営業の経験年別に携わる仕事と、必要な英語力を解説していきますね。
海外営業の経験年別に求められる仕事・英語力
それでは1つずつ見ていきましょう。
【1年目(初級)】海外営業の仕事と英語力
新卒から異動で海外営業を担当することになった1年目は、「ビジネス英語」と「海外の仕事」の両方が初めてとなるので、なかなか大変です。
英検1級を取得していても、この2つのダブルパンチはなかなか効きました。
ただ、そんな事情を考慮し1年目に英語を使った仕事は基礎的な業務となります。
・海外拠点の現地スタッフとのメールでのやりとり
・会議に参加して議事録をとる
・電話対応、など
簡単そうに見えますが、慣れるまではなかなか緊張する作業です。
1年目に英語で電話を受けたときは、「Sorry, I don’t know. I will ask xxx(名前) san and come back to you」を連呼していました。笑
英語もそうですが、1年目は「海外ビジネスを知る」ことも同じく大切なので頑張りましょう!
特に「ライティング」、「リーディング」と「リスニング」が中級レベル必要となります。
【2~3年目(中級)】海外営業の仕事と英語力
2年目以降は、基礎業務にも慣れ始めていることから、「基礎業務」から「企画業務」へと次第にシフトしていくことになります。
・海外拠点の現地スタッフとのメールでのやりとり
・電話対応
・会議の議題作成、及び司会進行
・英文の資料のドラフト作成
・英語資料の提案・報告のプレゼン
・海外出張に付き添い、など
英語もビジネス知識もつき、基礎業務をソツなくこなせるようになると、上司からこんな言葉をかけられます。
基礎業務も慣れてきたね。
じゃあそろそろ、今回のxxxxの資料はマサさんが作ってみようか!ドラフトでいいから、英語で資料を作ってきて。
例えば、役員向けの海外拠点営業成績の報告資料(結果と分析、次の月のアクションプラン)などですね。
ドラフトを作成するだけでなく、海外拠点の現地の方から情報を収集したり、データ分析・課題発見などをプロセスが加わるため、難易度がグッと上がります。
特に「スピーキング」は中級程度求められます。
【4年目~(上級)】海外営業の仕事と英語力
4年目以降は、英語での提案作成やプレゼン、会議進行を一通りこなせるようになっています。(個人差があります!)
基礎業務ではなく、より高度な仕事を担当することが多くなるでしょう。
・英文の資料の作成
・英語資料の提案・報告のプレゼン
・営業戦略案の企画・提案
・現地パートナーの選定や交渉、など
ここまで出来るようになると、海外営業のジョブスキルはある程度熟練したと言えるでしょう。
ここまでくると、英語力があるのは当然でビジネス全般の幅広い知識が求められると感じました。
なお僕は、海外営業・企画の経験を活かして、29歳のときに「海外マーケティング」に転職しました。
おススメの英語勉強法3つ!短期間からじっくり派まで
ここでは、おススメの勉強法を紹介します。
・【必須】会社・仕事を利用すべし!
・独学で学んでいく!
・最短で学ぶ!3か月でビジネス英語力を大幅アップ
それでは1つずつ見ていきましょう。
方法①:会社・仕事を利用すべし!
業務中に、上司、同僚や現地の人が英語を使っていると思いますが、そこから盗みまくりましょう。
メールや会議で、頻繁に使われている文章があると思います。
例えばこんな表現です。
・Today, we would like to discuss about xxxx.(今日にxxxxxについて協議したいと思います)
・I would highly appreciate it if you could xxxxx (もしあなたがxxxxにご協力頂けると大変幸甚です)
このような定例表現は多数あるので、いちいちメモしてメールや会話で使いまくりましょう!
一部の会社ですが、会社で提供している英会話コースが存在したりします。
もしあるなら、上司の理解が得られれば、業務時間内に行くことも可能なので利用しない手はありません。
方法②:独学で学んでいく!
独学で勉強するには「目標が必要」なので、英検2級を目標にしましょう。
目標を立てた上で、個人的には「インプット系」と「アウトプット系」に分けて学習されることをお勧めします。
・リーディング:ネットで英字新聞(1日1記事)、英検の過去問、単語帳
・リスニング:Youtubeで気になるニュース(1日1つ)、DUO 3.0のリスニング
・ライティング:SNSや日記を英語で書く、ビジネスライティングを習う
・スピーキング:DUO 3.0の例文を覚える、サブスクの英会話に通う
「インプット系」は1人でできるものなので、通学時間や昼休み、寝る前の時間を利用してとにかく量をこなしました。
一方で「アウトプット系」は相手がいないと伸びないものなので多少のお金を払って英会話に通いました。
今の時代、オンラインで安く英会話ができるのでこれを利用しない手はありませんね!
アウトプット系では、駅前留学NOVAに通いスピーキング力を鍛えていました!
・自分のペースで勉強したい
・自発的に勉強ができる
「とはいえ、独学だと何をどうして良いか分からない・・・おススメの教材や英会話のおススメを知りたい!」
はい、紹介します。
【インプット系】独学に最適!英語学習に必須教材
先ずはもちろん、というよりも「DUO 3.0」という単語帳は絶対に取り組んでください。
ただし対象は「英検準3級・TOEIC400点以上」で、ざっくり中学英語の文法の基礎力をお持ちの方向けです。
もしまだの場合は、先ずは英検3級から取得しましょう。
これは英語学習している全ての日本人が購入すべき教材です。
使い方は、「通勤時間にリスニング60分」を毎日1~2か月やる!です。
ビジネス・日常で頻出の活きた例文が使われているので、語彙力・リスニング力アップに留まらず、スピーキング力も向上します。
使えなかったら僕が返金しても良いと思えるレベルの英語教材です。
関連記事はこちら
英検対策は、過去問を4~5回こなして合格点が取れればばっちりです。
【アウトプット系】厳選のオンライン英会話サービス5つ
僕は英語を学ぶとき、あまりお金をかけたくないので必要最低限のみにしています。
会話は相手がいないと上達が難しいので、当時は駅前留学のNOVAの「話し放題チケット」を買って入り浸っていました。
いまはオンラインで英会話ができる時代なので、厳選英会話サービス5つを紹介しますね。
全部無料でトライアルできるので、トライアルが終了しないうちに先ずは試してみましょう。
ネイティブキャンプ
一番のポイントは、月に受けられる授業の回数が無制限で6,480円/月とリーズナブルな価格で提供しています。
英会話は「インプット量」と上達が比例するので、回数が無制限、しかも365日/24時間、授業の受講が可能なことは大きなメリットです。
しかもいま無料レッスンを受けられて7日間無料キャンペーンもやっているので、受けられるうちにトライしておかないと損ですよ!
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スタディサプリEnglish(ビジネス英語コース)
リクルートが運営している有名な英語アプリで、「楽しく自ら英語を勉強したくなる」サービスで、6ヶ月パックで6,578円/月です。
ネイティブキャンプとタッグを組んで、自習アプリ×オンライン英会話の効果的な学習を実現しています。
通勤時間などのスキマ時間でも勉強できること、英会話がいつでも受けられること、かつ料金もとてもリーズナブルです。
会話だけでなく、英語力を総合的に伸ばせるのでめちゃくちゃ使えます。
いまだとトライアルで7日間無料で試せるので、終わる前に試さないと後悔しますよ!
たぶん、抜けられなくなります笑
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レアジョブ英会話
企業や教育機関への導入があり、特にビジネス英会話に強みがあり、月8回コースで4,680円/月です。
予約から受講、復習まで完結するアプリあり、英会話力を定量的に測定が可能です。
朝6:00~深夜1:00までOKなので、忙しいビジネスパーソンにも使いやすくなっています。
こちらは2回の無料体験を受けられ、無料会員登録から7日後に申し込めば、初月は半額で受けられます。
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QQ English
独自の「カランメソッド」を採用し、とにかく「効率よく英会話を出来るようになりたい」というビジネスパーソンにおススメです。
一方で、比較的に賃金の安い国の講師の方々なので、費用は2,680円/月~と安く抑えられており、コスパが物凄く良いですね。
いまだと無料レッスンが2回受けられるので、ぜひトライアルして比べてみてください。
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産経オンライン英会話
国籍で異なる料金体系を設定しており、200コインが4,620円で購入できます。
例えばフィリピン人講師だと20コイン/回なので、合計10回の授業を受けることができます。
更に嬉しいのは、コインを家族内で共有することができるため、家族で英語力を伸ばしたい方には特におススメですね。
レベル別のテキストや音声ファイルが利用可能で、追加料金を支払えばTOEICや英検の対策あります。
品質に自信があるゆえか、いまなら無料体験が4回受けられるので、体験が終わる前に一度受けてみる事をおススメします。
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方法③:最短で学ぶ!3か月でビジネス英語力を大幅アップ
「海外営業の異動が3か月後に決まったので、その前に短期間で英語力を高めたい!」
自分で計画を立て実行できる方は独学で良いと思いますが、教材や勉強方法などを調べる時間がかかる事も事実です。
ここでは、それらの手間を全てなくした「コーチ付ビジネス英会話」のおススメ2つも紹介しておきます。
コーチ付きビジネス英会話のおススメ2つ
プログリット
3か月でビジネス英語を総合的に伸ばせるコースです。
「確実に海外営業で英語を短期間で伸ばしたい!」という方は、コーチ付きのコースが良いと思います。
3か月で599,500円と高いですが、「時間を金で買う」という意味においては、価格感も納得です。
ただし、「ビジネス英語コース」は国の教育訓練給付金の対象なので、10万円近くは戻ってきます。
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産経オンライン英会話プラス
コーチングスクールって実際に数十万円しますが、こちらは3か月で107,800円と比較的安価です。
もちろん、あなたに合った学習プランをコンサルタントが作成してくれて、全てオンラインで完結。
授業は全てマンツーマンで質問も無制限です。
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まとめ
まとめると、海外営業に必要な年代別の英語力は以下の通りです。
とはいえ、新しい言語を身に付けるのは大変な努力が必要なため、「業務内」で身に付けつつ、可能な限り「業務外」でもインプットを増やしていくと、加速度的に英語力を伸ばし活躍の機会も広がっていきます。
更に、英語はずっと使える一生ものの資産で、一度身に付ければなくなりません。
海外営業にもかかわらず、海外マーケティングなど別の職種にも挑戦できるため、活躍の幅が広がります。
英語を身に付けて、ぜひグローバル人材への一歩を踏み出しましょう!