【年代別】モチベーションが上がらない7つの原因と具体的対応策を解説

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こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。

自己研鑽や副業を、やろうと思っているけどなかなかモチベーションが上がらず行動できずにいます。モチベーションが上がる方法を教えてください。

モチベーション管理はとても難しいですよね。

前日は、とんでもなくモチベーションが高く何時間働いても、勉強しても苦じゃなかったのに、翌日には何もやる気が出ずずっとYoutubeを観て時間を潰してしまうなんてことはよくあります。

更に、20代の時のモチベーションの挙げ方と、40代では方法が異なります。

僕は、モチベーションの波がありつつ、1年強で資格を10個取得し入社3年目で海外派遣に選抜されたり、働きながら海外ビジネススクールのオンラインEMBAを取得。

その後は、メディア運用を含む副業を始めるなど、波はありつつ継続的にモチベーションを保つことが出来ています。

この記事で分かること
・年代別のモチベーションの在り方
・モチベーションが上がらない原因7つ
・モチベーションが上がらないときの対処法

それでは解説していきます。

【年代別】モチベーションが上がらない7つの原因と具体的対応策を解説

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年代別のモチベーションの違い

年齢によって、モチベーションの上げ方は異なります。

理由は、異なる年齢層では、ライフステージや価値観が変化するため、モチベーションの源や影響要因も変わってくるためです。

先ずは、異なる年齢層別のモチベーションの違いや上がらない原因、具体的な例を紹介します。

若い世代 (10代〜20代)

若い世代は将来の展望や新しい経験に対して高いモチベーションを抱くことが多く、成長や達成感を追求しがちで、社会的影響や自己表現も重要です。

僕も、会社に入りたてのころは、「一刻も早く海外に行く」という目標を持って、業務外に資格を取得するという自己研鑽を継続していました。

結果、1年強で10個の資格を取得し、大きなアピールとなりました。

将来の展望や新しい経験が重要となるため、モチベーションが上がらない原因は以下のパターンが多くなっています。

原因①:未来への焦り

将来の不確実性に対する不安や焦りから、モチベーションが低下することがあります。

例えば、進路選択やキャリアプランの不透明さが原因で、「何をやってもコントロールできない」となり、やる気が無くなってしまいます。

原因②:比較と自己評価

SNSの影響などにより他人との比較や自己評価が厳しくなり、モチベーションを失うことがあります。

例えば、SNSでは成功例やキラキラしている部分のみが切り取られていますが、それが普通だと思ってしまい、自己嫌悪に陥ったりやる気が無くなったりします。

中年世代 (30代〜40代)


中年世代は家庭やキャリアの安定を求めつつ新たな目標や成長も重視する傾向があるため、モチベーションは、家庭と仕事のバランスやキャリアの発展が中心となります。

考えること、達成する役割が多くなり生きることに忙殺される一方、キャリアの選択肢の幅も狭くなりモチベーションが落ちてしまいます。

原因①:仕事のモチベーション低下

ルーティンワークや変化のない仕事は、同じことの繰り返しに対する飽きや不満が原因でモチベーションが低下することがあります。

中年世代は経験も多く積んでいることから、次に何が起こるか想像がついてしまうのもモチベーションが上がらない原因の1つです。

原因②:ワーク・ライフ・バランスの問題

家庭と仕事の両立に難航し、疲労感からモチベーションが低下することがあります。

仕事のストレスがプライベートに影響を及ぼすことがあります。

シニア世代 (50代〜60代以上)

シニア世代は人生の総括や後期の目標、人間関係の大切さを重視し、意義ある生活や達成感を求めます。

原因①:退職後の空虚感

仕事から離れた後、モチベーションが低下し空虚感を感じることがあります。自己肯定感が仕事に依存していた場合に起こりやすいです。

原因②:健康問題への影響

健康面の問題や制約がモチベーションを減退させることがあります。

体調の不調やエネルギーの低下が原因です。

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モチベーションが上がらない原因7つと対処方法

モチベーションは私たちが日々の活動に取り組む原動力であり、目標を達成し成果を上げるための鍵です。

しかし、時にはモチベーションが低下してしまうことがあります。

この記事では、モチベーション低下の主な原因や状況を7つ挙げ、それに対する具体的な対応策と事例を紹介します。

7つの原因まとめ
原因①: 目標の不明確さ
原因②: 成果への達成感の不足
原因③: ワーク・ライフ・バランスの乱れ
原因④: 情報過多とストレス
原因⑤: 孤立感とモチベーション低下
原因⑥: 自己評価の低さ
原因⑦: 意義や価値の不明確さ

原因①: 目標の不明確さ

目標が曖昧で具体性がない場合、達成感や方向性の欠如によりモチベーションが低下します。

よくある例は以下の通りです。

曖昧な目標の例
・英語が出来るようになる
・筋肉をつけてスタイルを良くしたい

モチベーションが上がらない理由は、ゴールが曖昧でどこまでやればよいか分からず、先が見えなくなるためです。

対処方法:具体的な目標の設定

原因が分かれば対処は簡単で、例えば「管理職昇格に必要なTOEIC 700点を、6ヶ月以内に取得する」といった具体的な目標を立てることです。

更に細かく、各目標を小さなステップに分解し進捗を可視化することで、「今日何をすればよいのか」が分かるので、更にモチベーションが高まります


・語彙問題で9割以上取る
・TOIECで出される語彙は、約5,000語である
・既に3,000語は知っているので、残りの2,000語を180日以内に覚える
・1日11個の単語を覚える

原因②: 成果への達成感の不足

努力の結果が適切に見えない・評価されない場合、モチベーションが低下します。

例えば、毎日英語の学習を継続して、2カ月経過しても上達感がない・英語が全く話せないと、やってきたことが無駄な感じがしてしまい、継続するモチベーションが下がります。

対応策: 自己評価の振り返り

例えば、仕事の場合、週ごとに成果ややってきたことを書き出して自己評価を行い、自分の成果を振り返ることでモチベーションが上がります。

上司や同僚からのフィードバックを積極的に求め、改善したポイントや具体的なアドバイスを求めることも有効です。

英語の場合は、毎月英検やTOEICの模試を受けることで、上達度合いを数字で測ることが出来ます。
(点数が落ちる場合もありますが)

原因③: ワーク・ライフ・バランスの乱れ

長時間の仕事やプライベートの問題がバランスを崩すと、疲労が蓄積されモチベーションが低下します。

仕事や副業など、モチベーション高く寝食を忘れて取り組んでいたことが原因で、披露が溜まりモチベーションが落ちるという事はよくあります。

僕も、数カ月に1回は、全くやる気が出ない時期が1週間ほど続くことがあります。

対処法:時間管理の改善

カレンダーやスケジュールを活用して、仕事とプライベートの時間を分ける計画を立てます。

そしてリラックスの時間を週に1度は自分のために確保し、趣味やリラックスを楽しむ時間を意識して作ります。

これは本当に難しい問題で、自身で状況を冷静に見極め、思い切って1日何もせず休むなどの決断をする必要があります。

原因④: 情報過多とストレス

過多な情報や多くのタスクに対する圧倒感が、ストレスとなってモチベーションを低下させます。

適度なプレッシャーはモチベーションを上げますが、過度、そしてプレッシャーが継続する場合、がたんとモチベーション落ちます。

そして手元に情報が多すぎると取捨選択や判断に疲れてしまったり、SNSでキラキラした投稿ばかりを見ていると、自己肯定感が下がります。(特に感情のコントロールが難しい20代)

対応策:優先順位の設定

タスクを優先順位に従って整理し、焦点を絞ることでストレスを軽減します。

情報過多にはデジタルデトックスが有効で、 スマートフォンやSNSを一時的に切断し、リラックスする時間を確保します。

僕は、南アフリカに住んでいるのですが、週末は旅行に行き、デジタルデトックスのため電波の入らないところへあえて行く事もよくあります。

原因⑤: 孤立感とモチベーション低下

孤独感やチームとのコミュニケーション不足が、モチベーションを削ぎます。

これは、特にリモートワークが普及した現代にこそ多く現れる問題で、周りにも悩んでいる人がとても多いのが事実です。

対応策: コミュニケーションの強化

当たり前ですが、同僚や友人とのコミュニケーションを大切にし、支援や共感を得るようにしましょう。

ZoomやTEAMSなどは、コミュニケーションを補完するツールで、対面のコミュニケーションを完全に代替するものではありません。

そして他人と関わるプロジェクトに積極的に参加し、協力的な環境を作ることで、孤独感によるモチベーション低下を抑えることが出来ます。

原因⑥: 自己評価の低さ

自分に自信がないと、目標達成への自己効力感が低く、モチベーションが低下します。

何か思いついても、「自分は何やってもダメだから・・・」と行動や発言を抑制してしまい、更に自己肯定感が下がるという負のサイクルが生じます。

対応策: ポジティブな自己対話

自分に対してポジティブな言葉をかけ、自己評価を高めます。

そして成功体験の振り返りも有効で、過去の成功体験を振り返り、自分の能力を再確認することで自己肯定感が上がり、モチベーションが上がることがよくあります。

原因⑦: 意義や価値の不明確さ

やっている事の意義や価値が感じられないと、努力の意味が希薄になりモチベーションが低下します。

自己研鑽は、自身で意味を見出して行動に移しているので問題ありませんが、上司や上から言われたことは意義が見出しにくくモチベーションが下がるケースが多いです。

対応策:目標の意義を再確認

目標がなぜ重要なのか、自分や他人にどのような影響を与えるかを考えつつ、答えが出ない場合は他人(仕事の場合は上司)にアドバイスを求めると良いでしょう。

自己研鑽でもモチベーションが上がらないときは、やりたいことリストを作成し、自分の夢ややりたいことをリストアップし、それに向かって取り組むことで意義を感じます。

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7つの対策を試してもモチベーションが上がらない方へ

全ての対応策を試してもモチベーションが上がらないこともあります。

そんな時は、「なんとか頑張って1回行動し、3日だけ根性で続ける」を試してみてください。

僕も、年に何回か記事作成が心の負担となり、自然と辞めてしまうことがありますが、そんな時はこれを試します。

書きたい内容が出てきたけど面倒すぎる・・・そういう時は、一度着手すると、「あれ、やっぱり意外と楽しい」となり、継続する事が出来ることが多いです。

それでもダメでしたら、僕の「地獄の駐在体験談:けども最高だった」を読んで、モチベーションを上げてください。笑

「海外駐在のリアル体験談:全5話」:1部はこちらからお読みいただけます。
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結論:モチベーション上げのためには複数の対策を試してみよう

モチベーション低下の原因にはさまざまな要因が絡み合っていますが、それぞれの対応策を適切に実行、又は組み合わせることで、モチベーションを上げることが出来ます。

目標の明確化や成果の評価、ワーク・ライフ・バランスの調整、情報過多への対応、コミュニケーション強化、自己評価の向上、目標の意義の再確認など、これらの対策を組み合わせて、モチベーションを向上させましょう。

特に仕事に不満がある方は、「GLOBIS CAREER NOTE”仕事のモチベーションが上がらない時の5つの対処法“」がおススメなので読んでみてください。

この記事を書いた人

▶大手グローバル企業で入社3年目に海外駐在に選抜され5カ国7年超駐在し、新興国で挑戦し続ける▶一刻も早く海外に出るため、英検1級/TOIEC 925を含む資格を11個取得。世界トップランカーのieビジネススクールでEMBA取得▶6年で3回昇格しマネジメントへ。マーケティング部長として多国籍チームを率いる▶グローバルで活躍する日本人を増やすため、グローバル人材育成プログラムGlobal BootCampを開発・主催。

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