【不安解消】海外赴任に必要な英語力の目安と準備方法3つ(現役の海外駐在員が勧める)

海外駐在
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こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x 海外MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。

「海外赴任したいので、英語力の目安と伸ばし方を知りたい!」
「海外赴任になったけど、英語力に自信がないけどどうしよう」

こんな疑問に答えます。

この記事を5分読むと、こんなことが分かります。

記事を読むメリット3つ

・海外赴任で英語を使うシーンが分かる
・海外赴任で必要なTOEIC・英検の目安が分かる
・必要な英語力を身に付けるための方法(自習、独学)が分かる

そんな僕は、独学と英会話スクール(NOVA)のハイブリッド学習で、社会人1年目に英検1級とTOEIC 925点を取得し、いままで5カ国で6年間以上働いてきました。

ただ、高校3年の秋まで「Be動詞の活用すら分からない」レベルからスタートで、大学受験前に英検3級にも落ちたレベルでした。。。

自身の体験や周りの人を見て学んだことは、「英語はやれば必ずできる」ということなのでご安心ください。

それでは解説します。

【不安解消】海外赴任に必要な英語力の目安と準備方法3つ(現役の海外駐在員が勧める)

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【結論】海外赴任に必要な英語力はTOIEC 700点~・英検2級!

海外赴任で必要な英語力はズバリTOEIC 700点~、英検2級で「中級レベルになります。

理由は、「中級レベル」になると一通りの仕事を英語でこなせるようになり、現地に行っても語学が障害にならず、業務で成果を出せるためです。

参考までに、一般財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会」が推奨する海外部門に期待するTOIEC L&Rの点数が570~810点となっています。


出典:一般財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会」ウェブサイトより

ただし、求められる英語力のレベルは赴任する国の英語力」と「担当する職務」によっては大きく変わります。

この2つの指標を、僕の実体験を交えながら解説します。

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注意!求められる英語力を知る2つの指標

赴任する国の英語能力

先ずは、赴任する国の英語力がどのレベルにあるかによって、求められる英語力が変わってきます。

例えば、英語を日常的に使わない国であればTOEIC 700点~で問題ないですが、英語能力が高い国であれば、英語が扱えて当然な上に、「現地特有の慣用句」が使えたり、「抑揚を使ったスピーチ」が必要になるケースもあります。

世界の英語能力を数値化した指標が、EFから発行されている「English proficiency Index(英語能力指数)ランキング」です。

200万人を超える受験者のデータを基にしています。


出典:EFのウェブサイトより

日本は78位で、カテゴリーとしては「英語能力が低い」に入っていますね。

ランキングが高い国に行くほど、求められる英語力がアップしていきます。

赴任先で担当する職務

海外で担当する職務にとっても求められる英語力が異なります。

高い英語力を求められない場合
・指示母体が日本にあり、やりとりの多くが日本人の場合
・日本人が多い部署の場合
高い英語力を求められる場合
・営業職で対外のお客さんと接する場合
・社内で仕事をする人の大半が現地人の場合

もし前任者がいる場合、英語を使用する割合を聞いてみましょう。

【実例】中近東・南アフリカに赴任した場合

それでは2つの指標を、僕の海外赴任を例に紹介していきます。

【事例1】UAE(ドバイ)に赴任した場合

UAEの英語能力は高くないですが、実ビジネスを行っているのがインド人であることが多いため、中級程度の英語を求められます。

インド人はアクセントこそ特徴があるものの、平易な英語を使用しているため、慣れれば日本人にとてもわかり易くなっています。

そして英語の仕様も業務の50%~60%程度と高くなかったため、英語力の目安はそこまで高くありません。

赴任時にTOEIC 600点代の方もいましたが、努力と気力でカバーしている方も何名かいました。

【事例2】南アフリカに赴任した場合

南アフリカは英語能力が非常に高いうえ、白人と黒人でアクセントが異なり、独特の現地の表現を使います。

加えて上司、同僚、部下の全員が南アフリカ人であるため、英語比率は99%に達します。

幸い、慣れていたマーケティングの仕事で赴任したためコミュニケーションに困る事はないですが、日常会話でつまづくことが時々あります。

そのため、英語でもある程度高度な仕事がこなれるレベルの英語力を身に付けて、南アフリカ英語に慣れていくのが望ましいです。

ここでは気合で何とかならずに苦戦している人も何名かいます。さすがに1~2年である程度は慣れますが。

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おススメの勉強法3つ!短期間からじっくり派まで

ここでは、おススメの勉強法を紹介します。

海外営業にオススメの英語勉強法3つ

・【必須】会社・仕事を利用すべし!
・独学で学んでいく!
・最短で学ぶ!3か月でビジネス英語力を大幅アップ

それでは1つずつ見ていきましょう。

会社・仕事を利用すべし!

ひたすら盗む!

業務中に、上司、同僚や現地の人が英語を使っていると思いますが、そこから盗みまくりましょう。

メールや会議で、頻繁に使われている文章があると思います。
例えばこんな表現です。

よく使うビジネス英語の表現例
・Today, we would like to discuss about xxxx.(今日にxxxxxについて協議したいと思います)
・I would highly appreciate it if you could xxxxx (もしあなたがxxxxにご協力頂けると大変幸甚です)

このような定例表現は多数あるので、いちいちメモしてメールや会話で使いまくりましょう!

会社の制度を利用

一部の会社ですが、会社で提供している英会話コースが存在したりします。

もしあるなら、上司の理解が得られれば、業務時間内に行くことも可能なので利用しない手はありません。

独学で学んでいく!

独学で勉強するには「目標が必要」なので、英検2級を目標にしましょう。

目標を立てた上で、個人的には「インプット系」「アウトプット系」に分けて学習されることをお勧めします。

インプット系

・リーディング:ネットで英字新聞(1日1記事)、英検の過去問、単語帳
・リスニング:Youtubeで気になるニュース(1日1つ)、DUO 3.0のリスニング

アウトプット系

・ライティング:SNSや日記を英語で書く、ビジネスライティングを習う
・スピーキング:DUO 3.0の例文を覚える、サブスクの英会話に通う

「インプット系」は1人でできるものなので、通学時間や昼休み、寝る前の時間を利用してとにかく量をこなしました。

一方で「アウトプット系」は相手がいないと伸びないものなので多少のお金を払って英会話に通いました。

今の時代、オンラインで安く英会話ができるのでこれを利用しない手はありませんね!

アウトプット系では、駅前留学NOVAに通いスピーキング力を鍛えていました!

向いている人
・自分のペースで勉強したい
・自発的に勉強ができる

「とはいえ、独学だと何をどうして良いか分からない・・・おススメの教材や英会話のおススメを知りたい!」

はい、紹介します。

【インプット系】独学に最適!英語学習に必須教材

中学の英文法を効率よく復習する参考書

全ての英語学習の基となるので、不安な方は一通り復習することを強くおススメします。

特に基礎文法は、知っているかどうかで今後の学習の進捗が大きく異なります。


【神教材】DUO 3.0

先ずはもちろん、というよりも「DUO 3.0」という単語帳は絶対に取り組んでください。

保証します。TOEIC 700点~、英検2級の語彙、リスニング準備はこの1冊でOKです。

ただし対象は「英検準3級・TOEIC400点以上」で、ざっくり中学英語の文法の基礎力をお持ちの方向けです。

もしまだの場合は、先ずは英検3級から取得しましょう。


DUO3.0の使い方

1か月、これだけ続けてください。

1.通勤時間にリスニング60分
2.寝るまでに1セッションの単語とフレーズを記憶する

続けると分かるのですが、こんなメリットがあります。

DUO3.0を使うメリット3つ

・語彙・イディオム力の飛躍的向上(重要単語1,572語とイディオム997語)
・リスニングの向上
・スピーキング力の向上

特筆すべきポイントは、ビジネス・日常で頻出の活きた例文が使われているので、語彙力・リスニング力アップに留まらず、スピーキング力も向上するところです。

超実践的!DUO3.0を仕事で使う方法

例えば、こんな例文があります。

・There’s little prospect that the two countries will make significant progress in disarmament.
(軍縮において両国が大きな進展を遂げることはほとんどない)

この例文で覚えるポイント3つは以下の通りです。

本例文で覚えるべきこと3つ

・little: ほとんど~ない(これにa がつくと、「少し~がある」の意に代わる)
・prospect:見込み(There is prospect that~で「~の見込みがある」という意味)
・make progress:進展する(in progressで「進行中」の意味)

これらの単語は僕が仕事する上でかなり頻繁に使っていますが、最初はDUO3.0から丸パクリして使っていました。

例えば、こんな感じですかね。

・I believe there is high prospect that this proposal in progress will be approved by stakeholders.
(現在進行中の提案は、関係者に承認される可能性が高いと思います)

このような例文が560もあるので、それは英語力伸びます。

使えなかったら僕が返金しても良いと思えるレベルの英語教材です。

関連記事はこちら

【必読】英語学習でDUO3.0使っていない人、損してます(英会話も上達)
DUO3.0使っていない人、損してます。英検1級保有、海外駐在5か国の僕が、英語力を最短で効率的に向上させる最強の教材のDUO 3.0と勉強方法をお教えします。就活、昇格・昇進、又は仕事で英語が必要になったという方全てにこの教材は必須です。これ一冊で、外国人との会話に物怖じしなくなります。
英検対策の神教材3つ

英検対策は、過去問を4~5回こなして合格点が取れればばっちりです。




【アウトプット系】厳選のオンライン英会話サービス6つ

僕は英語を学ぶとき、あまりお金をかけたくないので必要最低限のみにしています。

会話は相手がいないと上達が難しいので、当時は駅前留学のNOVAの「話し放題チケット」を買って入り浸っていました。

いまはオンラインで英会話ができる時代なので、厳選英会話サービス6つを中心紹介しますね。

全部無料でトライアルできるので、トライアルが終了しないうちに先ずは試してみましょう。

\おススメの英語スクール一覧/

種類 スクール 費用 無料トライアル 特徴
英検
TOEICに特化
Kirihara Online Academy
(4,125円~/回)
1回無料 33,000円~44,000円で、50分x全8回。コースは8つで、自習を中心としたハイブリッド方式。
英会話 ネイティブキャンプ

(6,480円~/月)
7日間無料 回数が無制限、しかも365日/24時間、授業の受講が可能。英語は量に比例するので、短期集中で英会話を身に付けたい方におススメ。
スタディサプリENGLISH

(6,578円~/月)
7日間無料 「楽しく自ら英語を勉強したくなる」サービス。ネイティブキャンプとタッグを組んで、自習アプリ×オンライン英会話の効果的な学習を実現し、英語の総合力を身に付ける事ができます。
レアジョブ

(4,680円~/月)
2回無料 企業や教育機関への導入があり、特にビジネス英会話に強みがあり、予約から受講、復習まで完結するアプリあり、英会話力を定量的に測定が可能。
QQ English

(2,680円~/月)
2回無料 費用が安く、独自の「カランメソッド」を採用し、とにかく「効率よく英会話を出来るようになりたい」というビジネスパーソンにおススメです。
産経オンライン英会話Plus

(4,620円~/10回)
4回無料 コインを家族内で共有することができるため、家族で英語力を伸ばしたい方には特におススメの英会話。
短期集中の英会話 PROGRIT(プログリット)
X
(599,500円)
無料相談あり 3か月でビジネス英語を総合的に伸ばせるコース。「確実に海外営業で英語を短期間で伸ばしたい!」という方は、コーチ付きのコースが良いと思います。
産経オンライン英会話

(107,800円)
無料相談あり 学習プランをコンサルタントが作成してくれて、全てオンラインで完結。授業は全てマンツーマンで質問も無制限。
おススメ①:Kirihara Online Academy(英検、TOEICに特化)


出典:Kirihara Online Academyホームページ

Kihihara Online Academyは、英検とTOEICに特化したオンライン英語スクールです。

先ず、英検に特化しているという所で好感が持てますし、かつ料金がリーズナブル

そしてあの有名な”Next Stage”を世に送り出した桐原書店が開発しており、英語の教材や教科書開発に50年以上の歴史を持っています。

更にTOEIC・英検対策のための本格的なカリキュラムを準備しており、監修はカリスマTOEIC講師の早川幸治(Jay)先生が行っています。

オンライン英会話ワールドトークが抱える、有資格者の日本人講師がマンツーマンサポートしてくれるので安心です。

\Kirihara Online Academyの無料体験を申し込む/
Kirihara Online Academyの無料体験はこちら

\Kirihara Online Academyのレビューはこちら

https://masa-learn.com/english-skill-for-fsa/

おススメ②:ネイティブキャンプ

一番のポイントは、月に受けられる授業の回数が無制限6,480円/月とリーズナブルな価格で提供しています。

英会話は「インプット量」と上達が比例するので、回数が無制限、しかも365日/24時間、授業の受講が可能なことは大きなメリットです。

しかもいま無料レッスンを受けられて7日間無料キャンペーンもやっているので、受けられるうちにトライしておかないと損ですよ!

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ネイティブキャンプ無料レッスンはこちら

おススメ③:スタディサプリEnglish(ビジネス英語コース)

リクルートが運営している有名な英語アプリで、「楽しく自ら英語を勉強したくなる」サービスで、6ヶ月パックで6,578円/月です。

ネイティブキャンプとタッグを組んで、自習アプリ×オンライン英会話の効果的な学習を実現しています。

通勤時間などのスキマ時間でも勉強できること、英会話がいつでも受けられること、かつ料金もとてもリーズナブルです。

会話だけでなく、英語力を総合的に伸ばせるのでめちゃくちゃ使えます。

いまだとトライアルで7日間無料で試せるので、終わる前に試さないと後悔しますよ!

たぶん、抜けられなくなります笑

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スタディサプリEnglish ビジネス英語コースの7日間無料体験はこちら

おススメ④:レアジョブ英会話

企業や教育機関への導入があり、特にビジネス英会話に強みがあり、月8回コースで4,680円/月です。

予約から受講、復習まで完結するアプリあり、英会話力を定量的に測定が可能です。

朝6:00~深夜1:00までOKなので、忙しいビジネスパーソンにも使いやすくなっています。

こちらは2回の無料体験を受けられ、無料会員登録から7日後に申し込めば、初月は半額で受けられます。

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レアジョブ英会話の無料レッスンはこちら

おススメ⑤:QQ English

独自の「カランメソッド」を採用し、とにかく「効率よく英会話を出来るようになりたい」というビジネスパーソンにおススメです。

一方で、比較的に賃金の安い国の講師の方々なので、費用は2,680円/月~と安く抑えられており、コスパが物凄く良いですね。

いまだと無料レッスンが2回受けられるので、ぜひトライアルして比べてみてください。

\QQ Englishの無料レッスンに申し込んでみる/
QQ Englishの無料レッスンはこちら

おススメ⑥:産経オンライン英会話プラス

国籍で異なる料金体系を設定しており、200コインが4,620円で購入できます。

例えばフィリピン人講師だと20コイン/回なので、合計10回の授業を受けることができます。

更に嬉しいのは、コインを家族内で共有することができるため、家族で英語力を伸ばしたい方には特におススメですね。

レベル別のテキストや音声ファイルが利用可能で、追加料金を支払えばTOEICや英検の対策あります。

品質に自信があるゆえか、いまなら無料体験が4回受けられるので、体験が終わる前に一度受けてみる事をおススメします。

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最短で学ぶ!3か月でビジネス英語力を大幅アップ

「海外営業の異動が3か月後に決まったので、その前に短期間で英語力を高めたい!」

自分で計画を立て実行できる方は独学で良いと思いますが、教材や勉強方法などを調べる時間がかかる事も事実です。

ここでは、それらの手間を全てなくした「コーチ付ビジネス英会話」のおススメ2つも紹介しておきます。

コーチ付きビジネス英会話のおススメ2つ

プログリット

3か月でビジネス英語を総合的に伸ばせるコースです。

「確実に海外営業で英語を短期間で伸ばしたい!」という方は、コーチ付きのコースが良いと思います。

3か月で599,500円と高いですが、「時間を金で買う」という意味においては、価格感も納得です。

ただし、「ビジネス英語コース」は国の教育訓練給付金の対象なので、10万円近くは戻ってきます。

\プログリットの無料カウンセリングに申し込んでみる/
プログリットの無料カウンセリングはこちら

産経オンライン英会話

コーチングスクールって実際に数十万円しますが、こちらは3か月で107,800円と比較的安価です。

もちろん、あなたに合った学習プランをコンサルタントが作成してくれて、全てオンラインで完結。

授業は全てマンツーマンで質問も無制限です。

\産経オンライン英会話プラスの無料相談に申し込んでみる/
【産経オンライン英会話】に無料相談はこちら

まとめ

まとめると、海外赴任に必要な英語力の目安は以下の通りです。

とはいえ、新しい言語を身に付けるのは大変な努力が必要なため、「業務内」で身に付けつつ、可能な限り「業務外」でもインプットを増やしていくと、加速度的に英語力を伸ばし活躍の機会も広がっていきます。

更に、英語はずっと使える一生ものの資産で、一度身に付ければなくなりません。

特に海外赴任では、駐在して直ぐに成果を出すことを求められるため、英語でつまづいている場合ではないというのが本音です。

英語が出来ると海外赴任の期間が、より学びにあふれ充実したものとなります。

そのため、日本で可能な限りの英語力を身に付けていきましょう!

この記事を書いた人

▶大手グローバル企業で入社3年目に海外駐在に選抜され5カ国7年超駐在し、新興国で挑戦し続ける▶一刻も早く海外に出るため、英検1級/TOIEC 925を含む資格を11個取得。世界トップランカーのieビジネススクールでEMBA取得▶6年で3回昇格しマネジメントへ。マーケティング部長として多国籍チームを率いる▶グローバルで活躍する日本人を増やすため、グローバル人材育成プログラムGlobal BootCampを開発・主催。

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