こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x 海外MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。
「いまはSIMもレンタルできるけど、Wifiとどっちが良いだろう?」
海外駐在中、日本で使っていた携帯の回線は解約、または番号だけ残して凍結しちゃいますよね。
大手キャリアは、なんで一時帰国のときだけ回線を開けてくれないのか・・・!
年に1~2回の2~3週間ほどの一時帰国で、「通信が遅い」、「Wi-Fiが見つからない」、などと悩みたくないですよね。
この記事では、僕が実際に一時帰国でレンタルWifiを使用して感じたメリット5つとデメリット3つを紹介するとともに、レンタルSIMを選ばなかった理由を解説しています。
ちなみに、僕が使ったのは「Wi-Fiレンタルどっとこむ」です。
せっかくの一時帰国、通信で不便なく快適な生活を送りましょう!
【実体験】一時帰国にレンタルWifiをおススメする理由を解説(メリット6つ)
【結論】年に1~2回の一時帰国ならおススメは絶対「レンタルWi-Fi」
結論は、圧倒的に「レンタルWi-Fi」ですね。
今回の比較は、「Wi-Fiレンタルどっとこむに申し込む“>Wi-Fiレンタルどっとこむ」と「Hanacell (SIM)」です。
先に、レンタルWi-Fiのメリット・デメリットを列挙しますね。
レンタルWi-Fiのメリット6つとデメリット3つ
デメリットのうち「電話ができない」以外はほぼ気になりませんでした。
一方で、SIMを選ばなかった理由は、多くのデメリットに目が行ってしまったためです。
特に、日本で仕事をしないといけないことが多い海外駐在員にとって、レンタルSIMを使ってPCでネットに接続できないことが致命的に痛いですね。
・2年目から維持費がかかる
・携帯しか接続できない(PCはNG)
・使用可能データが極小
・紛失リスクが高い
PCに接続できない、管理コストが高いのに、享受できるメリットは通話が出来るところだけ・・これではちょっと借りられませんね。
それでは1つずつ見ていきましょう。
「Wi-Fiレンタルどっとこむ」のメリット6つとデメリット3つ
レンタルWi-Fiのメリット6つ
先ずはまとめで、使用したレンタルWi-Fiは「Wi-Fiレンタルどっとこむ」です。
レンタルWi-Fiのメリット6つ
メリット1:空港で即借りられる・返却も楽
本当に簡単です。
僕は「空港受取」と「空港返却」にしましたが、手続きに1分程度しかかかりませんでした。
返却の際は、返却ボックスがあるので時間を気にせず返せたのがとても便利でした。
メリット2:延滞しても連絡不要
一番良かったのは、延滞するときは連絡なしでそのまま使い続けられるところです。
僕の場合、任地の南アフリカへの渡航前日にコロナ陽性が判明して返却が1週間ほど遅れてしまいました。
不測の事態で、濃厚接触者に連絡するなどてんやわんやしているときにWi-Fiレンタルの延滞を気にしている場合ではなかったので、この制度はとても助かりました。
さらに料金体系が、15~31日は同一料金だったので追加なしで返却できました。
メリット3:複数機器の同時接続が可能
Wi-Fiですから当然ですね。
パソコンと携帯電話を同時接続ももちろん可能なので仕事もばっちりです。
日本では、意外にカフェにWi-Fiがなかったり、あっても通信速度が遅い・一定時間ごとに再度ログインが必要だったりするため、僕はずっとレンタルWi-Fiを使ってました。
なぜこれを取り上げるかというと、レンタルSIMは携帯にしか使えないためです。
メリット4:プランが豊富
「Wi-Fiレンタルどっとこむ」よりトップ3のプランを掲載しますね。
出典:「Wi-Fiレンタルどっとこむ」のウェブサイトより
僕は通信を気にせず使いたかったので、この人気のトップの7,880円の無制限*のWi-Fiをレンタルしました。
*注:但し、1日3GB、30日で90GBを超えて使用すると通信速度が低下。
長く借りればその分、1泊あたりの料金が下がります。
正直、いま考えると50GB/月プランでも充分でしたが、万が一データが足りなくなったら「高額なデータ料金を取られる」か「通信速度が信じられないくらい低下する」ので、追加1,280円で安心を買いました。
【参考】使用したデータ量(~1GB/日)
ちなみに、僕が以下のスケジュールで僕が使用したデータは最大1GB。電池残も相当ありました!
まさのレンタルWi-Fi使用結果(仕事アリとなしの場合)
メリット5:電池が長持ち・軽い
電池が長持ちなのは前章の図で示した通りです。
最も長くWi-Fiを使った時で、12時間ほど稼働、うち2~3時間ほどウェブ会議がある仕事をし、携帯は常に2台接続していましたが、電池残は75%ほどでした。
ただ不思議なのは、寝ているときに充電せずに接続し続けていると、20%以下まで低下していることが・・なぜ。笑
一方、夏に帰国時に再度レンタルした際は異なる機器が割り当てられ、電池がギリギリ1日しか持たない機種でしたので、多少のバラつきはあるようです。
重量も、機種によりますが120g~150g程度、サイズも手のひらに収まるので僕はリュックのポケットやジャケットの内ポケットに入れて持ち歩いていました。
メリット6:比較的安い
こちら、僕が使用した最も人気があるプランの料金表です。
出典:「Wi-Fiレンタルどっとこむ」より
ほぼ使い放題のプランで、1ヶ月の最大支払いが7,880円(税込)はリーズナブルな価格設定だと思います。
さらに、レンタルした日から計算した日数で課金されるため、月をまたいで追加料金の支払いなどはありません。(SIMは月をまたぐと請求されます)
レンタルWi-Fiのデメリット3つ
先ずはまとめです。
レンタルWi-Fiのデメリット3つ
使用したレンタルWi-Fiは「Wi-Fiレンタルどっとこむ」です。
デメリット1:電話ができない
電話ができない、これは痛かったですね・・・。
例えば、このような状況で結構困りました。
・レストランの予約時、当日のキャンセル時
・歯医者や美容院の遅刻の連絡
・SMS認証が必要な手続き
・コロナ陽性になったときの保健所からの連絡
とりあえずは家族から電話を借りて対応することは出来ましたが、緊急事態のときは困ることもあるかもしれません。
ただし、LINEやWhats appなどのアプリで通話はできますし、電話を使わないといけない本当の緊急事態であれば、周りの人から電話を借りる、公衆電話を使うなどの手段も存在するのでなんとかなります。
デメリット2:持ち運びが面倒
若干面倒ですが、ほぼ気にならないです。
冬場、レストランに入り、レンタルWi-Fiをコートのポケットの中に入れっぱなしで預けたときは、Wi-Fiが途絶えて使えなかったこともありました。
意外に接続距離は短いので注意ですね。
最大のリスクは、家にWi-Fiを忘れてでかけることですかね。
デメリット3:1~2日毎に充電が必要
充電するのは携帯と一緒なので、忘れることもほぼなかったですね。
特に手間ということのほどではないですが、充電を忘れた翌日は不便ですね・・・。
「Wi-Fiレンタルどっとこむ」でポケットWi-Fiを借りたい
もし「Wi-Fiレンタルどっとこむで借りたい!」と思った方は、リンク貼っておきますのでどうぞ。
レンタルSIMを借りなかった理由
レンタルSIMを借りなかった理由は、僕の一時帰国中の用途とレンタルSIMのサービス内容が全く合わなかったためです。
僕が調べたのは、「HanaCell」さんのレンタルSIMで、検索トップに出てきた会社さんです。
・2年目から維持費がかかる
・携帯しか接続できない(PCはNG)
・使用可能データが極小
・紛失リスクが高い
計算したトータルの初年度の費用は、初年度に68ドル(初期費用39ドル&3GB通信29ドル)+通話料です。
加え、2年目から支払う8ドル/年、そして紛失した場合には39ドル支払って再発行してもらう必要があります。(もしくは解約)
それでは、1つずつ解説していきますね。
レンタルSIMのデメリット5つ
デメリット1:初期費用がかかる
SIMカードの販売価格が39ドルとなっています。
もし紛失した場合は、こちらを再度支払う必要があります。
デメリット2:2年目から維持費がかかる
初年度は無料ですが、2年目からは年間8ドルかかります。
安いですがこれは危ないポイントで、契約しているので解約が必要になります。
帰任時の忙しいときにちゃんと解約手続きもする自信のある方はデメリットにならないかもしれません。
デメリット3:携帯しか接続できない(PCはNG)
駐在員は、帰国時に仕事することが多いですよね。
残念ながら、SIMは携帯しか使えないので、SIMを使ってパソコンをネットに接続することはできません。
さらに、日本ではカフェにWi-Fiがない、あっても不安定ということが多々あります。
ということで、パソコンを使って仕事する場合、確実にWi-Fiがあるカフェを選ぶ必要があります。
デメリット4:使用可能データが極小
1カ月3GBで29ドルという、超極小データ量です。
これはざっくり、家にWi-Fiなければ2~3日で全部使い切る量です。(あっても4~5日)
さらに、月をまたいで使用すると追加で29ドルかかります。
(例:12月31日と1月1日の2日間利用すると29ドル x 2 = 58ドルかかります)
デメリット5:紛失リスクが高い
マイクロSIMは極小で、油断しているとすぐに無くします。
ただし「あんしん保障」に入ると、年間24ドルかかりますが第三者の不正使用を1,000ドルまで補填、新しいSIMカードを発行してくれます。
「あんしん保障」に加入していないと、再発行に39ドルを支払いう必要があり番号も変わります。
そして紛失したあと、こんなケースあるあるですよね。
SIM紛失したとのあるあるケース
余談ですが、この「サブスク」モデルで稼いでいる会社さん結構あるみたいですよ。笑
もう1つの選択肢eSIM
eSIMをご存じですか?
物理的にSIMカードを必要とせず、日本に到着した瞬間から使用できるSIMカードのことです。
手続きもオンラインで完了できるため、これからはeSIMが主流になっていく事でしょう。
僕自身は利用したことないのですが、こちらのMinisaki blogさんで詳しい利用体験紀が見られるので、興味ある方はご覧ください。
次回の一時帰国時には、僕もeSIMを試してみようと思います!
【まとめ】年に1~2回の一時帰国ならおススメは絶対「レンタルWi-Fi」
それではまとめます。
レンタルWi-Fiのメリット6つとデメリット3つ
・2年目から維持費がかかる
・携帯しか接続できない(PCはNG)
・使用可能データが極小
・紛失リスクが高い
レンタルSIMのメリットが「電話が出来る」以外に思いつかなかったのでデメリットばかりになってしまいました。
特に、「管理コスト」、つまり極小SIMの保管や通信の契約・解約の作業の手間が大きく、携帯以外は接続が出来ず、かつ使用可能なデータも極小なので、僕の一時帰国の用途には合いませんでした。
さいごに
利用してみて「Wi-Fiレンタルどっとこむ」は本当に良かったのでおススメします。
一時帰国の際に検討されている方は、ぜひ利用してみてくださいね。
記事は以上です。
ぜひ、快適で通信ストレスフリーな一時帰国をお過ごしください!