【徹底解説】Leeds大学ビジネススクールMBAを丁寧に紹介(卒業生インタビューあり)

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こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。

本記事では、英国のLeeds大学MBAの基礎情報や出願条件、カリキュラムについて日本語で詳しく解説しています。

なお、2022年にLeeds大学MBAを卒業されたMiyazawa Makikoさんのインタビュー記事も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

\インタビュー記事はこちら

【MBA体験談】国際ビジネスと多文化共生を学び、専門性を武器に世界へ|Leeds大学ビジネススクールMBA
【MBA体験談】国際ビジネスと多文化共生を学び、専門性を武器に世界へと題し、国際ビジネスに強いLeeds大学ビジネススクールMBAを取得した宮沢真紀子さんの体験談。MBAを目指したきっかけ、印象に残っている授業、苦労した事やメッセージなどを掲載しています。

今後目指される方は、参考にしていただければと思います。

この記事でわかること

・Leeds大学ビジネススクールの基礎情報、特徴や魅力
・Leeds大学ビジネススクールの出願条件
・Leeds大学ビジネススクールのカリキュラム
・Leeds大学ビジネススクールの奨学金情報

それでは解説していきます。

【徹底解説】Leeds大学ビジネススクールMBAを丁寧に紹介(卒業生インタビューあり)

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Leeds大学ビジネススクールの基礎情報


出典:Leeds University Business School MBA

Leeds大学ビジネススクールとは

イングランドでもトップクラスの大学が運営するビジネススクール。年々各ランキングにおいても順位を上げてきており、現在AACSB, AMBA, EQUISの3つの認可を受けた世界100位に入るスクールの1つです。研究機関としても優れており、特に学際的な研究に定評があります。
大聖堂を中心とした小さな街にあり、湖水地方にも近いので英国らしい田舎を満喫できる環境にあるといえます。

出典:Business-Paradigm.com

ロンドンから北に250kmほど離れた場所に位置し、近隣にはシェフィールドやマンチェスターなどがあります。

Leeds大学ビジネススクールのMBAプログラム

プログラムの概要
・開始:毎年9月
・期間:12か月(3 Semesters)
・授業料:£33,000 (2023年3月現在)
・場所:On Campus
・クラス:約60-70名程度
・男女比:50/50(毎年変動)
・強み:国際ビジネス(International Business)

Leeds大学ビジネススクールでは多様性を重視しており、60-70名・15カ国ほどの国籍の生徒が日々共に学んでいます。

強みは国際ビジネス(International Business)となっており、1学期(Semester 1)で基礎科目を学んだあとは、2学期(Semester 2)の半分以上を国際関連の学習に費やす事となります。

詳しいカリキュラムは、記事の後半にまとめています。

そして、1分間でLeeds大学MBAの雰囲気が分かる動画が用意されていますがので、是非ご覧ください。

Leeds大学ビジネススクールMBAの入学要件

年に1回、9月スタートのMBAプログラムで、入学選考は10カ月前から始まり、合計7回の出願ステージがあります。

ステージに早く出願した方が有利ということはなく、各ステージ均等に合格者数が振り分けられています。

7回の出願期間

出願に必要な書類は以下の通りとなっています。

出願に必要な書類一覧
①Application Form(出願書)
②CV(職務経歴書*)*職務経験は最低3年以上、可能であれば5年以上が望ましい
③Original academic qualification transcripts, certificates and certified translations(原本:英語の卒業証明書と成績証明書)
④2 References** -1 Academic & 1 Professional(推薦状2通 -学校と職場)
**既に教育から5年以上遠ざかっている場合は、2通とも職場でOK
⑤GMATの試験結果***
***GPAが好ましくない方、正式なGPAが算出できない方のみ)
⑥A copy of passport(パスポート:期限が見えるページ)
⑦Evidence of your English language qualifications(英語の試験結果 IELTS 6.5以上、他)
⑧UKでStudent Visaで学生やっていた方のみ(CAS, Visas & BRP)

ここでのポイントは、受験者キラーのGMATが原則不要であること。

対策が不要だと、時間・費用共にかなりセーブできるのでかなり大きなメリットです。

推薦状には、いくつか注意点があります。

学校関係の推薦状(Academic Referee)
・親族はダメ
・直近の卒業機関(e.g.大学)の人間で、あなたの学力・学習態度にコメントできる人物
・含むべき情報(あなたと関わった期間、あなたの強み、成績の詳細なコメント、Leeds MBAへマッチしているかどうか、英語能力)
職場の推薦状(Professional Referee)
・親族はダメ
・直属上司、直近の上司が望ましい(現在または直近の職場で、業績や態度に評価が出来る人)
・含むべき情報(あなたと関わった期間、あなたの強み*、キツイMBAに耐えられるかどうか)
*強み:1) リーダーシップ(Initiative)、2) 勤勉さ(Diligence)、3) 柔軟性(Flexibility)、4) チームワーク(Group working)、5) Critical/Analytical abilities (批判的/分析思考力)

情報の出典は以下の通りですので、必ず確認しましょう。

・Leeds University Business school “How to Apply”
・問い合わせ先:mba@lubs.leeds.ac.uk
*注:入学要件は頻繁に変更されるため、必ずウェブサイトで最新情報を確認しましょう。本情報は2023年3月時点のもので、情報の信頼性は当メディアでは責任を負いかねます。

Leeds大学ビジネススクールMBAの奨学金

奨学金も3つのタイプが用意されています。

・全員 (1. Leeds Alumni Bursary 10%免除, 2. MBA Excellence Scholarship ~50%免除)
・英国籍のみ (1. Leeds master Scholarship £7,000, 2. Postgraduate Loan )
・外国籍のみ (Sanctuary Scholarship 全額免除 + 年£10,000の生活費)

最後のSanctuary Scholarshipは、大学生なども対象になるのでかなり難しいのではないかと推測しますが、①に関しては、可能性がそこそこあるのではと思います。(50/50くらい?)

僕の卒業したieビジネススクールでも似たような奨学金があり、卒業生基金は受けやすい傾向がありました。

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Leeds大学ビジネススクールMBAのカリキュラム

Leeds大学ビジネススクールMBAのカリキュラムにはElective(選択授業)がほとんどなく学校で組まれたカリキュラムに沿って学習することとなります。

必須科目で、MBAに必要な知識を身に付けるカリキュラムとなっているので、それらに集中して頂く方針を採っています。

1年間のカリキュラムは以下の通りです。

必須授業(【】内はCredit数)
<Semester 1 Sep – Jan>
・Management Decision making【15】
・Strategic and Entrepreneurial management【15】
・Economics of Strategy【15】
・People and behaviour in Organizations【15】
・Accounting and finance【15】
<Semester 2 Jan – June>
・International Business management【15】
・Global Marketing Management【15】
・Global Operations and information Management【15】
・Leading in practice【15】
・Strategic HRM and talent Management【15】
<Semester 3 Feb – Sep>
・Project/Dissertation【30】

オンライン授業とレクチャー、ワークショップ方式が月曜から金曜まであり、早い時は午前で終わりで、遅いと9:00~18:00まで授業があります。

Leeds大学には、他にも実践訓練がありますので、詳しく解説します。

・Live Challenges
・Study Tour

実践①:Live Challenges

こちらは2つあり、選ぶことができます。

①Live Challenge 1: New Venture Challenge

例)コニカミノルタで、新ビジネスの創出について議論(Ditigal work place/ New health sector/ Innovation as service & Ambidextrous organisations)

②Live Challenge 2: Consulting challenge

例)SmartAidで、ビジネスイシューについて一緒に解決するという課題。

実践②:国際スタディツアー(International Study Tour)

1週間のスタディツアー(6月か7月)で、2022年はフランスへ渡航しました。

プログラム内容は以下の通りです。

スタディツアーのプログラム内容
・ローカルの会社やパートナースクールを訪問
・ビジネスセミナー、ネットワーキング(生徒やビジネスリーダー)
・観光

過去に訪問した会社には、マイクロソフト、ルノー、ルフトハンサ、ドイツ銀行、ボッシュ、ポルシェ、ブルームバーグ、などがあり、2022年はフランスのAudencia Business schoolへ訪問しました。

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【まとめ】Leeds大学ビジネススクールは多様な環境で国際ビジネスを学びたい人におススメ

Leeds大学は、国際ビジネスに強みを持つカリキュラムとなっています。

例えば、日系企業でグローバルビジネスを担当されている方にとっては、まさに芯をついたカリキュラムと言えます。

加え、60-70名という少人数制、かつ学生の多様性を重視する環境で学ぶことができるため、視野を広げたいと考えている方には大変おススメです。

最後に、Leeds大学ビジネススクールで2022年にMBAを取得したMiyazawa Makikoさんの体験談を掲載しておりますので、是非ご覧ください。

\インタビュー記事はこちら

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MBAのメリットやデメリットなど網羅した記事も置いておきますので、良ければご覧ください。

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記事は以上です。

この記事を書いた人

▶大手グローバル企業で入社3年目に海外駐在に選抜され5カ国7年超駐在し、新興国で挑戦し続ける▶一刻も早く海外に出るため、英検1級/TOIEC 925を含む資格を11個取得。世界トップランカーのieビジネススクールでEMBA取得▶6年で3回昇格しマネジメントへ。マーケティング部長として多国籍チームを率いる▶グローバルで活躍する日本人を増やすため、グローバル人材育成プログラムGlobal BootCampを開発・主催。

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