こんにちは!南アフリカの自動車マーケッター x MBAホルダーのマサ (@mappyinME) です。
海外に現地就職したいけど、どの転職エージェントがおススメですか?そもそも、転職エージェントを使う必要はありますか?
この記事では、このような疑問にお答えします。
僕は、日系企業で海外駐在に5カ国7年以上駐在しています。
駐在中に、駐在先や現地で知り合った友人で、海外就職 現地採用として働いている友人が数多くおり、各地域でおススメの転職エージェントの知識を積み上げてきました。
・転職エージェントを利用する理由7つ
・おススメの海外転職 現地採用に強い厳選エージェント14選
・海外で働く方法3つ
・海外就職 現地採用におススメのツール
それでは見ていきましょう。
【2024年版】海外転職 現地採用に強いおススメの厳選転職エージェント14選(地域別に紹介)
海外転職 現地採用で転職エージェントを利用すべき理由7つ
・無料でサポートが受けられる(書類・面接のアドバイス、給与交渉、など)
・合った会社を紹介してくれる
・社内の情報を提供してくれる
・入社の可能性が上がる
・非公開求人に応募できる
・現地の転職習慣などを教えてくれる
・交渉してくれる
土地勘や商習慣が分からない現地の企業の細かい情報を持っていたり、交渉をサポートしてくれるため、海外転職 現地採用では欠かせません。
特に、今回紹介する地域別転職エージェントは現地に根付いており、日本人用の求人を扱っているため、海外転職 現地採用を狙う方は登録マストです。
なお、転職エージェントを利用すべき理由に関しては、僕自身の実体験も踏まえて以下の記事に詳しく記載していますので、興味がある方はご覧ください。
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海外で働く方法3つ
・海外で企業に就職する(現地採用)
・日系企業で海外駐在する
・外資系企業で海外駐在する
この記事のテーマは海外で企業に就職するのが目的なので詳しく紹介はしませんが、海外駐在に興味がある方はこの記事を参考にしてください。
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海外転職 現地採用と海外駐在員の違い
会社に命じられ、海外の子会社・関連会社に一定期間派遣される従業員のこと
これが海外駐在員です。
同じ海外で働いている方でも、「現地採用の方」とは区別されており、現地採用の方は、直接海外の会社と雇用契約を結んでいる方のことです。
・南アフリカトヨタに直接雇用されている期間無期限の日本人従業員の方→現地採用
・トヨタ本社に採用されていて期間限定で派遣された日本人→海外駐在員
海外転職 現地採用に強いおススメ厳選の転職エージェント13選
常に人材を募集している会社は存在しないため、転職活動をする際は、機会を逃さないように求人情報を常に得られる体制を築くのが鉄板です。
希望してた会社が、つい先日募集を終了して「早く申し込んでおけばよかった・・」という人を何人見てきたか・・・。
海外就職 現地採用に強い転職エージェント14選のまとめを置いておくので、先ずは登録して(無料)、希望国の転職市場の動向や募集している会社の情報を常に得て機会を逃さないようしましょう。
地域 | 転職エージェント | 年代 | 特徴 |
海外の全地域 | ①JACリクルートメント | 20代後半~40代 | ハイキャリアにおススメ。海外駐在、海外転職に強い。超良質な案件が多く、年収アップを狙う経験者向け。 |
②Beyond Border | 20代半ば~30代 | 帰国子女、留学、海外勤務の経験者を専門に扱う。エージェントは皆バイリンガルで、経験豊富。 | |
③リクルートエージェント | 20代半ば~ | 経験が浅くてもOKで、幅広く海外就職 現地採用を見つけたい人向け。パートナーエージェント制度が良い。 | |
④パソナキャリア | 20代後半~40代 | ハイキャリアで海外関連の業務の経験者がキャリアアップで使うのをおススメ。 | |
⑤DODA | 20代半ば~ | 経験が浅くてもOKで、幅広く海外就職 現地採用を見つけたい人向け。パートナーエージェント制度が良い。 | |
⑥Spring転職エージェント | 20代後半~ | Adecoグループのエージェント。リクルート・DODAでOKだが、好みで。 | |
アジア | ⑦Reeracoen | 20代半ば~ | 東南アジアで仕事を得るなら、ハイキャリアもジュニアも必須のエージェント。求人数、サポート、情報、登録者が圧倒的に多い。 |
⑧Iconic job | 20代半ば~ | 東南アジアを専門。特に、ベトナム、マレーシア、フィリピンに強い。 | |
⑨Global Refine | 20代後半~ | 中国・韓国に特に強く、ハイキャリアの取り扱いが多い。経験が豊富で、ポジションが就職の軸の方にはおススメ。 | |
⑩ABROADERS CAREER | 20代半ば~ | 東南アジアを中心とした日本人向けの海外求人を扱う。求人数が多く、新卒や第二新卒の方におススメ。 | |
⑪カモメアジア転職 | 20代後半~ | アジア全域に強み。インドやカンボジアなどの、比較的に求人が少ない国も扱っている。 | |
⑫べとわーく | 20代~40代 | ベトナムの日系企業への転職に特化したエージェント。日本人がサポート。 | |
アメリカ | ⑬Quick USA | 20代~ | アメリカ全土をカバーするエージェント2選。エントリーから管理職以上まで幅広く取り扱うため、アメリカ就職に必須。 |
⑭Actus USA | 20代~ |
1つずつ紹介していきますね。
【全地域型】世界中の海外転職 現地採用を目指す方へおススメ6つ
①Samurai Job
海外のハイキャリアな仕事を提案するエージェントとして有名なJACリクルートメントとのです。
産業・職種ごとに担当が分かれており、一人ひとりが専門性を持ち大変きめ細かいサポートをくれる頼りになる転職エージェントです。
全世界をカバーしており、その人の希望や能力に合う案件をしっかり見極めてから紹介してくれるので、紹介数は多くないものの、厳選されているものが多いです。
海外駐在や海外転職に強く、年収アップを狙うなら必須のエージェントです。
②Beyond Border
こちらのエージェントは、こんな方にお勧めです。
・留学した経験を活かしてグローバルに活躍したい
・海外赴任して帰国したけど、また海外で働きたい
何より、きめ細かい対応と親身にキャリアを考えてくれるところが特徴なので、海外転職 現地採用を考えている方には必須です。
The Beyond Borderは、特徴があってとても面白いエージェントなので、以下の記事で特徴や口コミ・評判をまとめておりますので、良ければご覧ください。
\The Beyond Borderの記事はこちら/
③リクルートエージェント
先ず、海外の地域別に求人を見られることが最大のメリットです。
海外転職 現地採用では地域別に絞ることが多いため、これは大いに助かります。
出典:リクルートエージェント
転職サポートツールも充実しており、パートナーエージェントも数多くいるため、先ずは登録しておきたいマス転職エージェントです。
なんとパートナーエージェント制度では、リクルートエージェントだけではなく、リクルートエージェントに登録している他のパートナー転職エージェントからもスカウトを受ける事が出来ます。
パートナーエージェントが400社以上おり、規模は中小ですが担当の企業人事と物凄く密な関係を築いている企業ばかりなので、紹介を受けられる企業の幅がグッと広がります。
④パソナキャリア
役割はリクルートエージェントと似て全方位的に海外勤務の案件をカバーしているエージェントですが、時々、紹介頂ける案件が異なっているため、漏れを防ぐために登録しています。
ただし、海外勤務だけでなく「海外駐在候補」なども含んでいるため、エージェントに希望を伝えて、希望に合う求人を紹介してもらうと良いでしょう。
出典:パソナキャリア
ハイクラスな求人が多いので、海外営業や駐在経験がある程度ある方向けですね。
⑤DODA
DODAは、特に転職に必要なツールや診断機能が多いためおススメです。
例えば、「レジュメビルダー」は、あなたの入力した情報を基に、完成した履歴書を出力してくれます。
さらに、「自己PR発掘診断」や「キャリアタイプ診断」は、あなたの性格の強みを出してくれるので、履歴書・職務経歴書に使えます。
⑥Spring転職エージェント
出典:Spring転職
Adecoグループの転職エージェントです。
様々な海外求人を扱っていますが、個人的には、リクルートエージェント・パソナキャリア・DODAを利用していれば、カバーできるかなと思います。
ご興味があれば見てみてもいいかもしれません。
【アジア】アジアの海外転職 現地採用を目指す方へおススメ6つ
・Reeracoen(東南アジア)
・Iconic Job(東南アジア)
・Global Refine(中国・アジア)
・Abroaders career(東南アジア)
・カモメアジア転職(東南アジア)
・べとわーく(ベトナム)
アジアは、英語が非ネイティブの国が多く、日系企業も多く進出しているため仕事が見つかりやすい上に、求められる英語力も高くありません。
更に、文化的にも近く親日国家が多いため、初めての海外就職には大変おススメの地域です。
この4エージェント共に現地に拠点があるため、ピンポイントでアジアの求人を探している人には必須です。
⑦Reeracoen(東南アジア)
出典:Reeracoen
Reeracoenは以下の7カ国を強みとしています。
この7カ国への転職を考えている人は、先ず始めに登録すべきというほど、必須の転職エージェントです。
ビザのサポート、現地の転職市場の動向や職種別の給与水準、気になる生活費や医療費など、現地ならではの情報を惜しみなく教えてくれます。
転職するかしないかに関わらず、情報収集目的でも良いかと思います。
日本に拠点があるので安心ですね。
Reeracoenの強み、詳しい特徴が評判や口コミを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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近日公開予定
⑧Iconic Job(東南アジア)
出典:Iconic Job
Reeracoenと同様にアジアに拠点を持つ転職エージェントです。
アジアの80%は非公開求人、その中でも特に以下の3か国に強いエージェントです。
国内にも拠点があるため、安心して相談できます。
東南アジアで海外就職 現地採用を目指す方は、ReeracoenとIconic jobの2つは登録必須のエージェントです。
⑨Global Refine (中国・アジア)
特に中国、韓国へ強みのあるハイクラスの転職エージェントです。
主にミドルクラスのメーカー・商社・流通業界に強い転職エージェントで、中国が東アジアへの転職を狙っている人に必須のエージェントです。
海外勤務の募集出ないものの、海外駐在員の候補としての採用が多いのも特徴になっています。
なお、台湾・香港の案件取り扱いですが、2023年1月現在で実績はないので、1つ留意しておきたいポイントです。
⑩ABROADER CAREER(東南アジア)
Abroaders Careerは、何と言っても東南アジアの国のカバーの広さでしょう。
そして、日本人向けの転職エージェントなので、日本語で転職活動が出来ますし、コミュニケーション円滑に進みます
東南アジアで転職活動を希望される方は、登録しておいて損はないエージェントでしょう。
検索条件も、「ジュニアレベル」や「未経験OK」などと検索できるため、求人が探しやすいのも1つの特徴ですね。
⑪カモメアジア転職(東南アジア)
出典:カモメアジア転職
ご覧の通り、インドやカンボジアなどの求人も扱っているため、かなりの範囲をカバーしています。
カテゴリー別の求人も照会可能で、「語学不問」や「新卒OK」など多岐に亘るため、大変おススメの転職エージェントです。
【北米】北米の海外転職 現地採用を目指す方へおススメ2つ
・Quick USA
・Actus USA
北米の会社は、ある程度の英語力と専門性を求められる事がおおいため、アジアと比較すると難易度がグッと上がります。
ただ、給与水準も高く、チャレンジしてみる価値があります。
⑬Quick USA
出典:Quick USA
ニューヨーク、ロサンゼルス、ダラス、シカゴ、メキシコの北米5拠点があり、留学生から転職まで、北米の転職・就職をサポートしています。
アメリカのビザや生活情報なども、発行している記事で確認することができます。
⑭Actus USA
出典:Actus USA
ニューヨーク、シカゴ、ダラス、デトロイト、サンフランシスコの北米5拠点があります。
エグゼクティブクラスからジュニアまで幅広く人材の紹介をしています。
毎月一回、アメリカで話題になっている人事関連のトピックをメールにて無料で送付してくれるサービスがあるので、情報収集に役立てると良いでしょう。
【必須】海外転職 現地採用を目指す方はLinked Inを利用しよう
海外就職 現地採用を目指す方は、Linkedinの利用は必須です。
・Linkedinから求人へ応募できる
・海外のエージェントから声がかかる
・職務経歴書にもリンクを貼り詳しいキャリアや活動を見てもらえる
僕の周りで、外資系の企業や現地就職を実現した人の多くが、Linkedinから転職エージェントに声をかけられて一本釣りされた、や自分から声をかけて、現地採用の仕事を紹介してもらった、などです。
以下、Linkedinでシンガポール転職を果たしたみかさんの例です。
まささん、シンガポールの場合はビザが厳しいため、現地エージェントが塩対応のとこ多くて😢あなたくらいの経歴の人はこっちではたくさんいると言われ、、
IT未経験だから普通に応募しても通らないと思い、LinkedInでドンピシャの会社の社長に直接交渉して、オファーを頂くことができました。
— みか | 海外転職 (@mimiosingapore) January 29, 2023
僕自身も、MBAを取得した後に、某総合商社さんから声をかけられ選考に赴き、トントンと最終面接まで進むという経験をしました。
結局、価値観の不一致もあり最終面接で落ちました。
ぜひ利用してみてください。
次のキャリアに迷っている方はキャリアコーチングを受けよう
先ずコーチングってそもそも何?という疑問にお答えします。
コーチングとは相手の話に耳を傾け、観察や質問を投げかけながら、ときに提案などをして相手の内面にある答えを引き出す目標達成の手法のこと
分かりにくいですね。
皆さんも体験としてあると思うのですが、
「悩みごとを人に話しているうちに思考が整理されてきて、話終えてみたらスッキリして、次にやりたいことが明確になった!」という感覚。
凄く簡単に言うと、まさにあれです。
自分で勝手に目標を発見してスッキリするので、高確率で行動に繋がり、かつモチベーションが維持しやすいと言った特徴があります。
教えてもらうというより、自分で考えて何かを発見するきっかけを与えてもらうイメージですね!
・行動に結びつきやすい
・モチベーションが維持しやすい
キャリアコーチングを受けて、僕自身もやりたいことがスッキリして、逆に転職活動をストップした経緯もあります。
以下の記事に実体験も触れているので、興味がある方はどうぞ。
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【まとめ】海外転職 現地就職おススメの厳選エージェント14選
・全方位型の転職エージェントに登録する(3~4社を登録しましょう)
・地域に強い転職エージェントに登録する(全部)
・Linkedinに登録し、興味ある企業を探す
海外就職 現地採用は、取り扱いが余り多くないことから、各エージェントに求人が散らばっていることがとても多いです。
そのため、手間ですが、可能な限り多くのエージェントに登録をしておくことをおススメします。
海外就職 現地採用に強いおススメの厳選転職エージェント14選
地域 | 転職エージェント | 年代 | 特徴 |
海外の全地域 | ①JACリクルートメント | 20代後半~40代 | ハイキャリアにおススメ。海外駐在、海外転職に強い。超良質な案件が多く、年収アップを狙う経験者向け。 |
②Beyond Border | 20代半ば~30代 | 帰国子女、留学、海外勤務の経験者を専門に扱う。エージェントは皆バイリンガルで、経験豊富。 | |
③リクルートエージェント | 20代半ば~ | 経験が浅くてもOKで、幅広く海外就職 現地採用を見つけたい人向け。パートナーエージェント制度が良い。 | |
④パソナキャリア | 20代後半~40代 | ハイキャリアで海外関連の業務の経験者がキャリアアップで使うのをおススメ。 | |
⑤DODA | 20代半ば~ | 経験が浅くてもOKで、幅広く海外就職 現地採用を見つけたい人向け。パートナーエージェント制度が良い。 | |
⑥Spring転職エージェント | 20代後半~ | Adecoグループのエージェント。リクルート・DODAでOKだが、好みで。 | |
アジア | ⑦Reeracoen | 20代半ば~ | 東南アジアで仕事を得るなら、ハイキャリアもジュニアも必須のエージェント。求人数、サポート、情報、登録者が圧倒的に多い。 |
⑧Iconic job | 20代半ば~ | 東南アジアを専門。特に、ベトナム、マレーシア、フィリピンに強い。 | |
⑨Global Refine | 20代後半~ | 中国・韓国に特に強く、ハイキャリアの取り扱いが多い。経験が豊富で、ポジションが就職の軸の方にはおススメ。 | |
⑩ABROADERS CAREER | 20代半ば~ | 東南アジアを中心とした日本人向けの海外求人を扱う。求人数が多く、新卒や第二新卒の方におススメ。 | |
⑪カモメアジア転職 | 20代後半~ | アジア全域に強み。インドやカンボジアなどの、比較的に求人が少ない国も扱っている。 | |
⑫べとわーく | 20代~40代 | ベトナムの日系企業への転職に特化したエージェント。日本人がサポート。 | |
アメリカ | ⑬Quick USA | 20代~ | アメリカ全土をカバーするエージェント2選。エントリーから管理職以上まで幅広く取り扱うため、アメリカ就職に必須。 |
⑭Actus USA | 20代~ |
海外就職 現地採用は、情報収集が生命線です。
日本で転職する際に大切な要素である給与や福利厚生などに加え、ビザやその国の治安やインフレなどが、転職先国などの意思決定に大きな影響を与えるためです。
口酸っぱく言いますが、現地の情報に強い転職エージェントに必ず登録して情報が入るようにしておきましょう!
記事は以上です。